「半沢直樹」シリーズなどで知られる人気作家・池井戸潤の同名小説を、竹内涼真と横浜流星の主演で映画化。

父親の経営する町工場が倒産し過酷な幼少時代を過ごした山崎瑛と、大企業の御曹司だが次期社長の座を拒絶し血縁のしがらみに抗う階堂彬。同じ名前を持つ2人は運命に導かれるかのように、日本有数のメガバンクに同期入社する。人を救うバンカーになるという熱い理想を持つ山崎と、情を排して冷静に仕事をこなす階堂。正反対の信念を持つ2人は真っ向から対立し、ライバルとしてしのぎを削る。しかし山崎は、ある案件で自らの理想と信念を押し通した結果、左遷されてしまう。一方、順調に出世する階堂の前にも、親族同士の争いという試練が立ちはだかる。やがて、数千人の人生を左右する巨大な危機が到来し、山崎と階堂の人生が再び交差する。

監督は「思い、思われ、ふり、ふられ」「僕等がいた」の三木孝浩。




 

 

 

 

俳優の竹内涼真横浜流星が8月8日、都内で行われた共演作「アキラとあきら」の完成披露試写会に出席した。原作は池井戸潤氏の人気小説で、竹内は連続ドラマ「下町ロケット」「陸王」に続く池井戸作品への出演となり、「光栄ですが、3度目なので『また、竹内か』と池井戸さんに飽きられているんじゃないかと心配している」と照れ笑い。一方、横浜は初の池井戸作品で「存分に楽しませていただいた」と手応えを示した。

父親の経営する町工場が倒産し、幼くして過酷な運命に翻ろうされてきた山崎瑛(アキラ)と、老舗海運会社の御曹司でありながら次期社長の椅子を拒絶し、血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬(あきら)。日本有数のメガバンクに同期入行したふたりが、過酷な運命に立ち向かい、奇跡の大逆転を巻き起こすさまを描く。



竹内が山崎瑛を、横浜が階堂彬をそれぞれ熱演。本作で初共演を果たし「東映の撮影所ではよくすれ違っていた。無骨ながらも、可愛らしい部分も」(竹内)、「同時期にヒーローをやっていたので、勝手に仲間意識はありました。うそのない、まっすぐな人」(横浜)とすっかり意気投合した様子。竹内からは「もっと違う場所でセッションしたい」と再共演を期待させる発言も飛び出した。

物語のテーマである“信念”に話題が及ぶと、竹内は「六本木の男としてですか? 今、信念という言葉を聞くとそっちに引っ張られてしまう(笑)」と出演中のテレビドラマに触れつつ、「この仕事を始めてもう10年。やっぱり現場が好きです。コミュニケーションをとったり、意見交換するのが楽しい」と自身の信念を熱弁。横浜は「ご覧いただく皆さんの心に残る作品をお届けするには、妥協しないこと」と真摯に回答していた。

完成披露試写会には共演する高橋海人(King & Prince)、石丸幹二ユースケ・サンタマリア江口洋介三木孝浩監督(「今夜、世界からこの恋が消えても」「TANG タング」)が出席。高橋は兄・階堂彬にコンプレックスを抱く階堂龍馬を演じ、「緊張の毎日だったが、流星くんが僕を支えてくれた。とても重要なシーンでは、僕とふたりきりになってくれて、うまくいったらハグをしてくれた」と感謝していた。

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