ひとりごと。 | 寛解した元メンヘラ女のひとりごと

寛解した元メンヘラ女のひとりごと

PTSD、境界性人格障害、ACなどが寛解した元メンヘラ女のひとりごと。


自ら死にたいとは思わなくなったけど、いまこの瞬間に死んでもかまわないとは思う。

思い残した事がないわけじゃない。
最終回が気になる漫画や、もっともっと面白い物語を書く作家さんが出て来たら読みたいとも思うし、子供も成人してしまうけどちゃんと働いて食べていけるのかな、とか。

でも、それが『生きたい』には繋がらない。

私が苦しい時にそばに居て、育ててくれた祖母を看取るまでは生きていたいなとは考えるけど、きっと私じゃなくてもきちんと葬送る事は出来るだろう。

仕事柄、他人の死に触れても年々何も感じなくなって、私の中にある『生命』の重さは日に日に軽くなっていく。

発作を起こして意識を失って、目覚めた時に『あのまま目覚めないのが、死なんだ』と思った。

苦しくもない、辛くもない。
何も考えられないし、何かをしようという意思もない。
本当に何もなかった。

人は死んだらどこに行く?なんてよく聞くが、人は死んでもどこにも行かない。

ただ無になるだけ。

私はもう何も考えたくないし、辛い思いも苦しい思いもしたくない。

早く無が訪れたらいいのにと願いながら、今日も惰性で生きている。