KOTOuBAn 1117 | 陽萌心智の数字教室

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時は数なり Time is number

11月17日のお誕生日の方へ

 

その日は特別な日
なぜならあなたが生まれた日

 

 

作りたいものがありますか?
あなたの開拓するチカラ

 

こだわりたいもの何ですか?
あなたの内面ある強さ

 

誰にも負けないその意思は
永遠壊れぬ石のよう

 

あなたの風はこれからも
どこかの場所で永遠に

 

 

今日のKOTOuBAn

イサム・ノグチ(彫刻家、画家、インテリアデザイナー、造園家・作庭家、舞台芸術家。日系アメリカ人)
1904年11月17日

(8・6・1)

 

 

〝こどもたちのお尻が作品を完成させる 空間を秩序づけ、活気づけて空間に一つの意味をあたえるのが、そもそも彫刻家なのだ

 

彫刻の創造性と存在意味において、個人での所有は公共の場で人々が楽しむことに比べると意味がはるかに希薄だ

 

この本来の目的なくして、彫刻という手段による創造には疑問符がつく

 

日本では、人が年老いて最後にたどりつく趣味は石だと言われている

ただの石、自然のままの石が玄人の眼にはすでに出来上がった彫刻なのである

しかしこの言い方は完全には正しくはない

 

 

肝心なのは見る観点だ
どんな物をも
一個の古靴でさえも 
彫刻となるものは
その見方と
置き方なのである〟

 

 

決め付けず

思い込まず

自分

置いてかず

~あなたの いし 
今も今日も
これからも

 

そしてこの地で
いつの日か~

 

 

・ノグチが札幌市の大通公園西8・9丁目に制作した「ブラック・スライド・マントラ」がある場所は本来、他の各丁目を示す大通りと同様、大通公園を南北に横断する道路であった。しかし、大通公園の全体をみたノグチはその天才的感性から、空間全体のバランスを考えた上で、「ここに子供たちの楽しい遊び場をつくりたい」と考えた。一見、無謀とも思える提案だったが、それでも札幌市は「子供らの遊び場に」(「ブラック・スライド・マントラ」は)「子どもに遊ばれて、完成する」というノグチの遺志を尊重し、道路をふさいで、そこを公園にした。本作の所在地が大通公園西8丁目と9丁目にまたがっているのは、その名残である。また、本作の題名「ブラック・スライド・マントラ」は、古代インドの天文台「YANTRA MANTRA」にちなんで名付けられたものである。

 

・1988年、札幌市のモエレ沼公園の計画に取り組む。これは公園全体を一つの彫刻に見立てた「最大」の作品であったが、その完成を見ることなく同年12月30日、心不全によりニューヨーク大学病院で没した。
ノグチがマスタープランを手がけてから16年後の2004年にモエレ沼公園は完成し、翌2005年にグランドオープンした。モエレ山、プレイマウンテン、テトラマウンド、ノグチデザインの遊具のエリア、さくらの森、テニスコートや野球場などを含む188ヘクタールの広大な公園である。
(Wikipedia)