真田丸 第36話「勝負」
今回は、かの有名な関ヶ原合戦の前哨戦 「第二次上田合戦」が舞台です。
もちろん、これは真田の物語ですから、メイン合戦ということになります。
相手方は、徳川秀忠、本多正信率いる東軍別動隊3万8千人。
対する真田方は、真田昌幸、信繁率いる3千人程。。。
たとえ地の利あり、といえども、大変な数を相手にすることとなりました。
結論からいいますと、合戦は真田側が徳川方を撃退し、
合戦は終了しました。
徳川秀忠は、当該合戦による日数の経過に起因して、本戦である
関ケ原の合戦に遅参してしまう・・・といった、大将としては、
致命的なミスを犯してしまいます。
最新の学説では、第二次上田合戦による、真田方の攻略だけが、
秀忠遅参の原因ではないと言われています。
しかしながら、副将として、4万人近い軍勢を率いていた以上、
合戦に参加出来なかったことは、大失態以外の何物でもなく、
真田方の目的は、完遂されたことには、疑いようがありません。
でも、残念ながら、局地における小競り合いの感は否めず、
肝心かなめの西軍本体が、たった1日で敗北してしまい、
真田昌幸は、敗軍の将になってしまうのです。
ドラマ上の関ヶ原は、「えっ」という感じで、あっという間に
終わってしまいました。 きっと真田方にとっても、報に触れた際は、
このような感想であったのではないかと思います。
「あっけない」・・・彼らがそう思ったことは、想像に難くありません。
知略と智謀と勇気のすべてを掲げて、10倍以上の大軍と対峙し、
敵を翻弄したにもかかわらず、
あっという間に勝者から、敗者へと・・・・。 明から暗へ・・・。
それは、武将としての野望が打ち砕かれた、夢が潰えた瞬間でも
あったことでしょう。
そういう観点からは、今回のドラマは、上手い描写がなされているといえます。
でも、
でもですね・・・
あれ程、大阪の豊臣政権を舞台にして、
様々なドラマを展開させたのですから、
そして、石田三成や大谷吉継に感情移入してしまったのですから、
もう少し、丁寧に彼らの舞台を演出して欲しかった気もします。
次回には、最後の姿が描かれるようですが、
どのような形になるのでしょう・・・。
そして、「貧乏くじ」から、一転して「勝者」となった
苦労の人、お兄ちゃん、真田信幸!
彼の活躍(助命嘆願)に期待して、ドラマを追いかけたいと思います。
禍福はあざなえる縄のごとし・・・
このことわざがピッタリと当てはまる、今回でありました。