手術が無事に終わって退院。
電車に乗って日差しが暑くて背中に今までに経験の無い〈ジワッ〉と汗が吹き出す感覚で
最初は「暑いからかな?」と思おうとしていた
乗り換えの駅でおトイレに鏡を見に行って
綺麗な色のワンピースの背中が汗で変色していた。
背中と腰にかきやすくなる、とは聞いていたけれどその為に肌着などを用意していなかった。
手のひらの汗をかかなくなった事は
良い意味で人生が変わった。生地に触れる仕事だったから汚す心配もなくなったし自分の使ったボールペンをお客様に渡せる。
タオルハンカチを大量に用意しておく必要も無いし
急に握手と言われる事を怖がらなくて良い。
オマケとしては顔にもかかないと夏場でもメイク崩れしない。
困っている事。
手術を後悔していないけれど
背中と腰の汗が「かきやすい」などと言うレベルではない。
わかりやすく書くと真冬でもゆっくり5分も歩けば上半身に着替えたくなる位の汗をかく。
若い人にはイメージできないかもしれないけれど
今なら〈吸水速乾〉や〈汗染み防止〉のトップスも有るし何より〈消臭機能〉が有る。
約26年前は汗用は綿100%で
仕事へ行くにも小旅行並の荷物。
私服から制服への着替えは肌着を重ね着して幸い汗の目立たない色の制服を着て立ち仕事で歩いたりもするから途中で上半身を全部着替える。肌着は干す前の洗濯物並みに濡れて何よりも臭いが辛かった。
汗拭きシートや制汗グッズが出だしたのはうんと後で唯一汗をかいた後のスプレーだけ毎日使っていた。
具体的な事は次回に。
では、また。