近日亡きダンナさんの誕生日。
毎年花(娘、仮名)がケーキを作る。
ダンナさんがいつも飲んでいた炭酸飲料を誕生日や命日に買う。それは私も花も飲まないけど一応買う。
社会人になって数年して出逢ったダンナさん、気づいたら私の人生の半分以上の知り合いという事です。
そりゃあ私も精神科以外色々ガタが来るよなぁと改めて思う。
ダンナさんはしっかり働いてた私と結婚した。
まさか奥さんが数年後に精神科の保護室で身体拘束されるなんて思ってなかっただろうに。
年上のダンナさんはしばらく彼女いなくて私と結婚を決めてから
「もう結婚しないと思ってた」
と言った。
結婚して数年、それなりに楽しくて花を授かって幸せでそのすぐ後から精神科との付き合いになるなんて。
ダンナさんの人生を大きく変えてしまった。
あと数年でダンナさんも生きていたら〈シニア〉て言われる年齢。
その後もしかしたらダンナさんが見たかった花の子供、孫を見られたかもしれないのに。
それを捨てて自分で死を選んでしまった。
私がやっぱりそれだけ疲れさせたんだろうな。あと少しで私はダンナさんの亡くなった年齢を超えるけれど、、本当に図々しく生きている。
では、また。