先月、rainbowママと電話で話している時に、子供が発表会に向けて気持ちが不安定。陽子さんだったらどうする?…と言うような話になった。


不安でパニックを起こす、でも、自分はそこで何とか成功したいんだと言う子供の思い。


これって、パニックを起こさなくても、口に出さなくても、子供達みんな多少なりとも、心の中で感じている事だろうと思う。


子供により成長はバラバラだけど、特に高学年になれば、「親から認められる」事よりも「社会の中で自分がどうみられるか、どうやって行けるか」を無意識に考え始める。


これはある意味順調な発達。

この発表会に関しては、「休ませる」ではなく「先生に考えられる配慮をお伝えしてみる」と言う事で、先生が快くママの提案を取り入れてくれたようで、一安心。


「やりたくない」のか「やりたいけど出来ない」のかでは全然違う。


そこで、私は数年前の娘の事が浮かんだ。

始業式に向けて、不安な気持ちで、先日書いたように、春休みは休みなんてない😂始業式に学校に行けるか、自分は「やっぱり行けないのか」になるのか、親が「どっちでも大丈夫だよ」って思っていても、子供自身が「それは嫌」なのだ。


小2の終わりから鬱状態になり、この時は明らかに休ませる事が必要だった。


でも、「できない自分」と感じながら、少しずつ心を休ませ、心の回復、また年齢的な成長をし、4.5年の頃には、「自分が何か出来た」と感じるのは、親の言葉だけではない事は、娘の話を聞いていてわかった。


4.5年の娘が口で直接言ったわけでないけど、医者、カウンセラーさんの話、娘の気もちを全部合わせると、「親ではなく、社会から認められる事を求めている」と言う事はわかった。


だから、自分1人で子供を見る事は子供の成長においては、足りない。親以外の力が必要だと、rainbowを立ち上げた訳だけど。


始業式、子供が勇気を出して踏み出そうとする日に、もし学校に行けなければ、子供はどこにもいけなくなってしまう。


「行けなければ無理しなくていい」ではなく、「行きたいのに行けない」のなら、春休み中に、学校と連携を。


それでも不安が強い様であれば、「自分は行けなかった」ではなく、「rainbowに行けた」と思ってもらいたい。なので、rainbowは木曜日休みだけど、青梅市は6日(木)が始業式なので、臨時でOpenする事にした。


どこにも行けない子供が悪いわけではない。サボってるわけでもない。この始業式を迎えるにあたり、子供の心がどれ程揺れているか。また、

そこと向き合う家族がどれほど大変か、

そんな時に受け入れられる場所があるのかないのか、選択肢がある事が、子供にとって、支える親御さんにとって、どれほど意味があるのか。


私は体験してきた。


嫌な事や大変だった事なんか、すぐに忘れちゃう私。…いや、違うか。だいたいの出来事忘れちゃうんだわ😂


でも、こうして保護者と話して、当時の想いはすぐに思い出せる。大変だった時期が無駄じゃなかったなー、いや、むしろ体験してこなかったら、この親子の大変さを、私は理解出来なかったと思うから、私は貴重な経験をできて良かったな✨って思う♪


電話をくれたママ、ありがとう♪


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