ゆき？
夜に雪がちらつくとの噂。
週末にはドカ雪？積もらないことをただただ祈るばかり。
きょうは、陰部脇にできたしこりとり。
だんだん大きくなってきたとのこと、
あまり大きくなられても困る場所ではあるので、
全身麻酔して摘出させてもらいました。
高齢でしたが、覚醒もスムーズで、
先ほど帰って行きました。
ヨカッタヨカッタ
腹膜炎
今日は寒い1日でしたね。
さて、突然元気が無くなって、虚脱状態のワンちゃん。
諸々の検査により、急性の腹膜炎をおこしているようです。
腹水も貯留しており、危険な状態でしたが、点滴などを行い
安定したところで、開腹手術を行いました。
未避妊ということもあり、子宮内膜炎や卵巣炎からの
腹膜炎を疑ってもいたので、まず、卵巣子宮の全摘出を行い、
腹腔内の他の臓器を探査しましたが、肉眼状の異常は見受けられず、腹腔内を洗浄して閉腹しました。
子宮の一部に瘢痕した跡があり、今回の症状を引き起こしたと思われます。
術後も順調に回復してくれて、点滴が必要なくなった後は、
ゲージから出してあげると嬉しそうに歩いていました。
写真はその時の一コマです。
今日無事に退院していかれました。
元気になってよかったね！
飲むノミ取り
ちょっと、話題には早いですが、
昨日薬品メーカーの人と話すことがあって。
最近テレビのCMなどで、飲ませるタイプのノミ取り薬、
さらには、フィラリアも全部一緒になったお薬が出ていますが、
私はあまり好きではないのです。
というか、正直自分のペットにはあまり飲ませたくない。
もともとフィラリア薬は月一回の処方ですが、
薬自体は翌日には排出されており、
一ヶ月皮下に溜め込んだフィラリアの仔虫をやっつけてるのです。
一方、飲むノミ取り薬は、血中に残存し、
吸血することで、ノミマダニをやっつけています。
メーカーは安全だと言いますが、
一ヶ月も体内に残存する薬を、毎月飲ますことが安全でしょうか？
ただ、背中に垂らすタイプは、ベタベタしたり嫌がる子がいるのも事実です。
もし、どうしても接触型のノミ取り薬が苦手な方はご相談ください。
個別にお取り寄せ（1日程度で届きます）して処方いたします。
とげ？
今年はこのまま雪が降らないと良いなー。
夕方、猫ちゃんが、口の中を気にするのと、
よだれが多いとのこと。
ぐらついている歯もありましたが、
きちんと見せてはくれないので、
麻酔をかけさせてもらいました。
歯周病でできた隙間に、
棘のようなものが刺さっていました。
そりゃ気にするわけですね。
ダメになっている歯を抜歯し、
歯石もとってきれいにしておきました。
これで口の中を気にすることはなくなるでしょう。
ヨカッタヨカッタ。
減感作
減感作療法。
（アレルゲンを薄いものから、徐々に濃くしていって体に鳴らす方法です）
アトピー性皮膚炎の治療で行う療法ですが、
アレルミューンに関しては、ダニの抗原なので、
Derf2に感作されている場合、特に有効な方法です。
また、ダニの抗原に対しての免疫反応を抑えてあげることで、
アレルゲンの総量を減らすことで、かゆみをおきにくくする可能性もありますが、
その子の感作状態によるのではと思います。
治療がうまくいって、薬が減らせて、かゆみ、皮膚炎が止まると良いですね。
歯周病
お昼に雨が少し降ったので、
乾燥が和らいでくれると良いのですね。
さて、まだ若いのに歯もぐらついて、
歯周病の臭いもするわんちゃん。
麻酔をかけさせてもらい、歯のチェック及び歯石とり。
前歯に毛やフードが絡まってしまい、
歯周病の進行を早めたようです。
ぐらつきのひどい歯は抜歯し、
口腔内全体を綺麗にして終了。
これで、臭いや口腔内の不快感は減ることでしょう。
素敵な犬生が送れますように。
嬉しいこと
今日は雪かも予想です。
舞う程度で積もらないみたいですけど・・・・。
ここ最近、当院に過去通院されていた方で、
寿命や病気などでペットを亡くしてしまったのですが
その後、数年たち、また迎え入れたよって、
通ってくれる方が増えてきました。
なんとも、嬉しい限りです。
至らない部分もあったかもしれませんが、
これからも全力で、守ってあげたいと思います。
毎日毎日なぜ寒いのか・・・・・。
年が明けてから、寒さが一段と厳しくなった気が。
過去に後肢麻痺になったワンちゃん。
その後定期的に、鍼治療に来てくれています。
その甲斐もあってか、再発することもなく順調に。
今回はペットホテルの間に、鍼治療させていただきました。
寒いですが、体調崩さぬようにご自愛くださいませ！
2018年最後のブログ
2018年の診察を、本日で終了いたします。
色々な出会いと別れのあった年でしたが、
皆様のお役に立てれていたら幸いです。
来年も何卒よろしくお願いいたします
新年は1月４日より通常通りになります。