今日の義父は、朝ご飯を、
食べたあと、薬を、飲んだの
だが、10時前になって、
薬、飲んだんかいな?と、言う。
飲んだやん!

夕べ、義父の、頭髪を見て、
耳まで髪が、かぶさってるなぁ。
と、思っていたら、案の定、
散髪屋さんに、電話してくれ。
と、言いだした。
私の携帯は、充電中。義父の、
携帯も、充電中。
早く、電話してくれ。早く
電話してくれ。と、何回も、
何回も、言う。うるさいなぁ。
充電中やのに。と、思って
いたら、隣の家の、携帯を、
仮てでも、散髪さんに、
電話してくれ。と、言う。

以前に、髪が伸びたから、
と、言うので、私が、我流で、
切ってみた。もう少し、ここを、
切ってくれ。ここも、あそこも、と、頭の髪の、伸び具合を、
手で、さわりながら言う。
鼻毛も、伸びてたら、
切ってくれ。と、言う。
私が、切ったあと、鏡を見せる。
まぁ、ええわ。と、義父が、言う
私が、これで良し!
と、思いきや、次の、
ディサービスに、行く前に、
散髪してもらうわ。と、言う。
髪の毛、切ったったやん。
と、言っても、ここが、ここも、
あっちも、と、言う。
私が、切った頭では、やはり、
満足、出来ないのだ。
せっかく切ったのに!

明日は、又、ディサービスに、
いかなければならないから、
綺麗にして、行こう。
と、いう、義父の、気持ちだ。
身だしなみは、いつも、
きっちりしている義父だ。