寒い朝です。
コロンとの思い出日記は最終回です。
しばらくは心の奥にいてね。
ありがとう。
お別れ
あの日の夜は
予感がした。
抱き上げてくれた腕を
甘噛みして
もうダメかもしれないと
伝えたかった。
翌朝
いつもの時間
大きな声を出した。
出せる限りの声。
旅立ちの挨拶を伝えるために。
゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚
どこへいくの
ねぇ、
起きて。
起きてよ。
早朝に聞こえた声。
あれは
行ってくるよ。の合図だったの。
あなたは
これから、どこへ行くの。
ただいま。
もう、言えないね。