ライオン探し -4ページ目

ポトスライムの舟 津村記久子 芥川賞

うまい、たしかに。

でもだからなんなの?
という読後感。

文学にあまり興味が
ないからなのか?


いつもいつでも
他人の書いた小説を
小さい、人間が描けてないと
一刀両断してきた
宮本輝氏が
べたボメするのも
よくわからない。

選評で村上龍いわく、

小説とはコントロールしがたいものに挑戦すべきだと書いていて、思わず同意した。


いや、うまいのよほんと。

神曲 ダンテ 漫画

イーストプレスのイチオシシリーズ。

ダンテが、ベアトリーチェの導きにより、

地獄を巡り、
罪人たちと語らい、
天国で
最愛のベアトリーチェに
再会し、
己の使命に気付く。

ちと出来が甘いか?


神曲ってイタリア古典なのね。言われてみれば。

喋喋喃喃 小川糸

東京は下町谷中近辺を舞台に描いた、男女の情愛の物語。

アンティーク着物屋を営む栞は、町の人たちと関わりを持ちながら日々を丁寧に暮らす女性。破天荒な妹がからみ別れた彼氏のことが忘れられず燻っている。
ある日お店に現れた春一郎に惹かれ、いつのまにか食事や散歩をする間柄に。

春一郎には妻子がいるので栞は恋心を抑制しながらも惹かれてゆく自分には気付いている。

そんな時予期せぬ来訪者が現れ、悲しい事実を告げられる。

季節の移ろいと繊細な情の機敏を描いた作品。

最後にもう一声大きな展開が必要だったか?

ぼかしたなぁ、という印象。