こんにちは!
耐震等級3についてお話ししていますが、
今回はお金の面でのメリットについてです
耐震等級3の住宅は、国による一連の税制優遇を受けることができます
これらのメリットは、耐震性の高い住宅を建てることの経済的な負担を軽減し、
長期的な経済的利益を提供します
また、この項では詳しく述べませんが、
国土交通省・環境省・通産省がタッグを組み
省エネ住宅についても、大きな補助金を出しています
さらに、長期優良住宅リフォームに対しての補助金(200〜250万目安)や
耐震改修についての補助金(150万目安)などもあります
〇税制上の優遇措置
耐震等級3の住宅を建てることで受けられる税制上のメリットは以下の通りです
1. 固定資産税の軽減 :
耐震等級3の住宅に対しては、固定資産税が5年間軽減されます。
国による措置で全国どこでも適用されるため、住宅の維持コストが大幅に削減されます
2. 登録免許税の減税 :
新築取得時に発生する登録免許税が、耐震性の高い住宅については減税されます
この減税により、初期の購入コストを抑えることが可能です
3. 住宅ローン控除の拡充 :
耐震等級3の住宅を購入した際の住宅ローンについては、
所得税からの控除額が増加します
具体的には、年末の住宅ローン残高の1%が13年間にわたって所得税から控除されるため、長期にわたって税金の負担が軽減されます
〇経済的な利点
上記の税制優遇は、直接的に家計にプラスとなりますよね
特に耐震等級3の住宅の建設や購入に伴う初期コストが高い場合でも、
長期的には大きな節約となり得ます
さらに、耐震性の高い家は将来的に市場価値が高く保たれるため、
資産価値を長く維持することができます
次回は「耐震等級3を達成するための建築技術と材料」について詳しく見ていきます
どのようにして最高レベルの耐震性能が実現されるのか、その技術的な側面に焦点を当てる予定です。お楽しみに!