『フレディ・マーキュリー The Show Must Go On』アフタートーク付き上映会 | himawari's diary

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鑑賞日 2024年2月17日(土)
 
 
製作年 2023年
 
製作国 イギリス
 
言語 英語 日本語字幕
 
尺 49分 
 
公開日 2024年2月16日(金)
 
原題 Freddie
 
レイティング G
 
配給 NEGA
 
 
スタッフ
 
監督・脚本・編集 フィンレイ・ボールド
 
製作 ライアン・アベック
 
編集 ジョーダン・ヒル、ダニエル・ウィンター
 
音響 クリスチャン・タント
 
 
主なキャスト
 
カシミラ・クック
 
ポール・ガンバッチーニ
 
ロージー・ホライド
 
ミック・ロック
 
ポール・ワッツ
 
 
概要
 

フレディ・マーキュリー(本名:ファルーク・バルサラ)は、イギリスのロックバンド、クイーンのボーカリスト。1946年にタンザニア・ザンジバル島で生まれた彼は、1971年にバンド「スマイル」に加入していたギタリストのブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラー、オーディションによって選ばれたベーシストのジョン・ディーコンらと「クイーン」を結成する。
「ボヘミアン・ラプソディ」や「伝説のチャンピオン」など数々のヒット曲を生み出したフレディは類稀なる歌唱力と圧倒的なステージパフォーマンスで世界中のファンを魅了し、「クイーン」を世界的なバンドへと押し上げる。1991年、病によってフレディが亡くなった後も、彼の音楽は世界中で愛され続け、伝説のロックスターとして永遠に語り継がれていく。

(引用元:公式サイト)
 
 
感想
 
過去にもフレディについて関係者が語る
 
ドキュメンタリー作品はありましたが、
 

映画『ボヘミアン・ラプソディ』が公開後、

 

また新たにこういう作品が製作されるとは、

 

嬉しいことです。

 

49分と短い尺ですが、
 
濃い内容に満足できました。
 
17日のトークショー付き上映会は、
 
楽しみにしていた人が多かったようで、
 
当日、直前に確認したら、
 
チケットは売り切れでした。
 
 
クイーン、フレディをデビュー当初から知り、
 
ずっとその才能を信じてきて、
 
フレディが信頼していた人たちの
 
インタビューといことで信憑性を感じました。
 
フレディの写真展の開催にあたり、
 
デビュー以前の写真を母親が捜して
 
提供・協力したことを語る、妹のカシミラの姿も。
 
 
映画『ボヘミアン・ラプソディ』で
 
マイク・マイヤーズが演じた、
 
EMIの重役・レイ・フォオスターの
 
モデルであろう人物のポール・ワッツは、
 
約6分の名曲「ボヘミアン・ラプソディ」を
 
短く編集する提案をした際には、
 
フレディに2語で返された、と。
 
この2語、誰もが「F……」と
 
想像すると思いますが、
 
その時のフレディの表情が目に浮かびます。
 
 
ポール・ガンバッチーニが
 
フレディの死を予感したくだり、
 
クイーンのメンバーがフレディの死後、
 
辛い思いを語るシーンは切なすぎました。
 
 
フレディが敬愛し、影響を受けた
 
アーティストについても興味深かったです。
 
 
インサートされる、ライヴ・エイドや
 
その他のライヴシーンは圧巻で、鳥肌。
 
どんな状況であっても才能は衰えないと、
 
コメントをされるフレディの音楽センス、
 
歌声のパワーを感じました。
 
エルヴィス・プレスリーのラストライヴでも同様に
 
衰えない才能を見せられたと、
 
その映像が映ったのも印象的。
 
 
上映後のトークショーの登壇者は
 
こちらの3名。
 
吉田聡志(クイーンコンシュルジュ/本作字幕監修)
 
朝日順子(音楽ライター・翻訳家)

MC:汐月しゅう
 

 

 
フレディが衣装の白と黒にこだわったのは
 
照明と暗転したときに最も映えるから。
 
日本のアイテムのコレクションは
 
成金主義なものではなく、
 
意外と渋いものが多かった、とか。
 
フレディがパガニーニを
 
好きだったことも初めて知り、驚きましたが、
 
これにはとても共感できました。
 
その他、興味深い話題がたっぷりでした。
 
MCの方がブライアンのに似た
 
ひらひらの衣装だったのも話題に上がりました。
 
 
パンフレットのインタビューも
 
読みごたえがあります。 

 

 

 

写真も感動的で見ごたえあり。