『サンクスギビング』 | himawari's diary

himawari's diary

映画、美術館、読書、おいしいものなどで楽しく過ごす日々


 

鑑賞日 2023年12月30日(土)
 
 
製作年 2023年
 
製作国 アメリカ
 
言語 英語 日本語字幕
 
尺 106分 
 
公開日 2023年12月29日(金)
 
原題 Thanksgiving
 
レイティング R18+
 
配給 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
 
 
スタッフ
 
監督 イーライ・ロス
 
原案 イーライ・ロス、ジェフ・レンデル
 
脚本 ジェフ・レンデル
 
 
主なキャスト

パトリック・デンプシー:ニューロン保安官

ネル・ヴェルラーク:ジェシカ

リック・ホフマン:トーマス・ライト

ジーナ・ガーション:アマンダ

アディソン・レイ:ギャビー

ジェイレン・トーマス・ブルックス:ボビー

マイロ・マンハイム:ライアン
 
 
概要

謎の殺人鬼が感謝祭の一夜を恐怖に陥れる。

何故彼らは狙われるのか?誰が、何のために——?


感謝祭(=サンクスギビング)」発祥の地マサチューセッツ州プリマス。

年に一度の祝祭に沸き立つ人々だったが、突知、ダイナーで働く女性が何者かに殺される事件が起こる。

その後も一人、また一人と清えてゆく住民たち。

彼らは皆、調理器具を凶器に、感謝祭の食卓に並ぶご馳走に模した残忍なやり口で殺害されていた

街中が恐怖のどん底に突き落とされるなか、地元の高校の仲良しグループのジェシカたちは、ジョン・カーヴァーを名乗る謎のインスタグラムの投稿にタグ付けされたことに気づく。

そこには豪華な食卓が用意され、自分たちの名札が意味深に配されていた…。

(引用元:公式サイト)
 
 
感想

いろんな作品に

インスパイアされた感じで、

既視感も多々ありますが、

怖さはちゃんとあるし、

数人候補として考えられる中の誰が犯人か、

予測しながら観る楽しみがありました。

犯人にちゃんと動機があったことも

よかったですね。

ラストは続編ありきな感じでしたが、

やはり続編は決定しているようですね。

キャスティングもそれぞれはまり役で

いい感じでした。

(ジーナ・ガーションがあんなことに、

というのはビックリ……)


クエンティン・タランティーノ監督と

ロバート・ロドリゲス監督の

『グラインドハウス』内で上映された

イーライ・ロス監督による

フェイク予告編『感謝祭』が

16年ぶりに長編作品として

登場した、というのが

何よりおもしろいポイントでした。


スプラッターシーンや

その他グロいシーンが結構あります。

あえて、だと思いますが、

作り物的な雰囲気を出しているので、

笑えるパターンもあります。

ただ、怖さもあるので、

グロいのが苦手な方はご注意を。


犯人が迫ってくるのはもちろん

怖いのですが、オープニングの

ブラックフライデー・セール会場での

押し合いへし合いで大混乱する様子が

一番リアルに怖い……。

大規模なセール会場って、

人々が殺気立っているので

近寄らないようにしていますが、

本作を観て、ますます

行かないようにしようと思いました。


ところで、予告編で、

ちょっと不気味だったリック・ホフマン。

彼はドラマ『SUITS/スーツ』の

イメージが強いので、本作でも

何かコミカルなことをやってくれそう、

という期待をしてしまいましたが、

やはりオマケ映像で……。


エンドロールのノリのよさと

『Death Wish』など、

インスパイアされた作品のタイトルが

あったのもよかったです。