『ナポレオン』映像の迫力と美しさが印象的 | himawari's diary

himawari's diary

映画、美術館、読書、おいしいものなどで楽しく過ごす日々

 

 

鑑賞日 2023年12月5日(火)
 
 
製作年 2023年
 
製作国 アメリカ
 
言語 英語 日本語字幕
 
尺 158分 
 
公開日 2023年12月1日(金)
 
原題 Napoleon
 
レイティング PG12
 
配給 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
 
 
スタッフ
 
監督 リドリー・スコット
 
製作 リドリー・スコット、ホアキン・フェニックス、他
 
脚本 デヴィッド・スカルパ
 
 
主なキャスト
 
ホアキン・フェニックス:ナポレオン
 
ヴァネッサ・カービー:ジョゼフィーヌ
 
タハール・ラヒム:ポール・バラス
 
ルパート・エヴェレット:アーサー・ウェルスレイ
 
 
概要
 

1789年 自由、平等を求めた市民によって始まったフランス革命。マリー・アントワネットは斬首刑に処され、国内の混乱が続く中、天才的な軍事戦略で諸外国から国を守り 皇帝にまで上り詰めた英雄ナポレオン。最愛の妻ジョゼフィーヌとの奇妙な愛憎関係の中で、フランスの最高権力を手に何十万人の命を奪う幾多の戦争を次々と仕掛けていく。冷酷非道かつ怪物的カリスマ性をもって、ヨーロッパ大陸を勢力下に収めていくが――。フランスを<守る>ための戦いが、いつしか侵略、そして<征服>へと向かっていく。

(引用元:公式サイト)
 
 
感想
 
戦場など辛いシーンもありますが、
 
全体的に映像がとても美しかったです。
 
ストーリー展開は、
 
想像とはちょっと違いましたが......。
 
 

序盤では、フランス革命が起こり、

 

マリー・アントワネットが斬首刑に処せられます。

 

そして、その後は戦場のシーンが何度もあり、

 

これが大迫力でした。

 
本作では8,000人以上の
 
エキストラを動員したとか。
 
兵士のみならず、馬が撃たれて崩れ落ちるのも
 
インパクト大で、胸が痛みました。
 
ロケ地は『グラディエーター』で使用された場所と
 
かぶっているところが多かったようです。
 
来年、2024年には
 
『グラディエーター』の続編が公開予定なので、
 
こういうのを踏まえて『グラディエーター』を
 
復習しておきたいです。
 
 
戦場以外にも、建造物、衣装、調度品なども見事。
 
ナポレオンとジョゼフィーヌの
 
戴冠式のシーンも印象的でした。
 
 
ナポレオンについては皇帝にまで
 
成り上がったのは確かに凄いです。
 
しかし、「英雄か、悪魔か」という、
 
神格化された権力者としての部分よりも
 
ジョゼフィーヌに魅せられ、翻弄された男という
 
側面が強調されていたように感じます。
 
そういう意味では微妙な物足りなさも......。
 
それでも、
 
恋愛パートがつまらなかったわけではなく、
 
それなりに見ごたえがありました。
 
子宝に恵まれず、仕方なく離婚したものの、
 
その後もずっとジョゼフィーヌを
 
愛し続けたことが描かれています。
 
そして、再婚しても最終的に
 
実子ができなかったのは本当に皮肉なことです。
 
 
ジョゼフィーヌはかなり強気な女性に見えますが、
 
急に弱気になってナポレオンに
 
すがるようなことも。
 
こちらもまたひとりの女性としての
 
リアルを描いたのでしょうか。
 
 
キャスト陣、
 
ホアキン・フェニックスのナポレオン、
 
ヴァネッサ・カービーのジョゼフィーヌ、
 
役柄は合っていたし、熱演でした。
 
どちらも結構好きな俳優です。
 
久しぶりにルパート・エヴェレットを
 
スクリーンで観られたのもよかったです。



帰りはキラキラが綺麗でした。