鑑賞日 2022年7月10日(日)
製作年 2022年
製作国 アメリカ
言語 英語 日本語字幕
尺 105分
公開日 2022年7月8日(金)
原題 X
レイティング R15+
配給 ハピネットファントム・スタジオ
スタッフ
監督・脚本 タイ・ウェスト
主なキャスト
ミア・ゴス:マキシーン(XFACTOR=未知なる才能、を持つ女優)
マーティン・ヘンダーソン:ウェイン(敏腕プロデューサー)
ブリタニー・スノウ:ボビー=リン(ブロンドの女優)
スコット・メスカディ:ジャクソン(ベトナム帰還兵)
ジェナ・オルテガ:ロレイン(若き録音担当)
オーウェン・キャンベル:(ゴダールを研究している学生監督)
スティーヴン・ユーア:ハワード(気難しい退役軍人の老人)
ミア・ゴス:パール(ハワードの妻で謎の老人、若い頃はダンサー、)
概要
X-それは、秘密のX、極限のXTREME,快感のXTC,
未知なるXFACTOR・・・
1979年、テキサス。女優のマキシーンとそのマネージャーで敏腕プロデューサーのウェイン、ブロンド女優のボビー・リンとベトナム帰還兵で俳優のジャクソン、そして自主映画監督の学生RJと、その彼女で録音担当の学生ロレインの3組のカップルは、映画撮影のために借りた田舎の農場へ向かう。彼らが撮影する映画のタイトルは「農場の娘たち」。この映画でドル箱を狙う――。6人の野心はむきだしだ。
そんな彼らを農場で待ち受けたのは、みすぼらしい老人のハワードだった。彼らを宿泊場所として提供した納屋へ案内する。一方、マキシーンは、母屋の窓ガラスからこちらを見つめる老婆パールと目があってしまう……。
そう、3組のカップルが踏み入れたのは、史上最高齢の殺人夫婦が棲む家だった――
(引用元:公式サイト)
感想
予告編を見た感じだと、
もっと霊的な恐怖かと思いましたが
全く違いました。
マキシーンたちは
ポルノ映画を撮影するという目的で
老人・ハワードの家を訪ねたわけですが、
いやらしさはそんなに感じませんでした。
前半はコミカルで、だんだん恐怖が蔓延してきて
更に気持ち悪さが襲ってくる、という感じでした。
B級ホラーかと思いきや、
意外とおもしろかったです。
マキシーンを演じたミア・ゴスが二役で
ハワードの妻のパールも
演じていたことは驚きでした。
特殊メイクで不気味な老婆に変身しています。
いろんな作品へのオマージュが感じられました。
『悪魔のいけにえ』、『シャイニング』、
『ブギー・ナイツ』、『レイジング・ブル』
などを彷彿させるシーンがありました。
「これがあれかな」と
想像しながら観るのがおもしろかったです。
本作は3部作で、
次回作は本作の前日譚になるようです。
エンドロールもロゴも終わった後、
退場しようかと思ったころに
前日譚の予告編らしきものの
上映が始まりました。
興味深い内容だったので公開が楽しみです。