ベイビー・ドライバー | himawari's diary

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『ベイビー・ドライバー』



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ケヴィン・スペイシーが出演している作品は

あまり外すことがないので

多分面白いだろうと思っていましたが

想像以上に良かったです

(彼は脇役ですが存在感がありました)







オープニングの 音楽とシンクロした

カーアクションのカッコ良さに

驚きながら引き込まれました





幼少時代の事故の後遺症による耳鳴りが

音楽を聴いているときには消え

超絶ドライビング・テクニックを発揮する

というベイビー(アンセル・エルゴート)


ケヴィン・スペイシー演じる組織のボスに

天才的な運転の腕を見込まれ 

組織の銀行強盗のドライバーをすることに





ベイビーは事故で両親を亡くしたので

里親と一緒に暮らしていますが

その里親とは手話で

コミュニケーションを取ります

普段は寡黙なベイビーですが

家で里親と手話で会話したり

音楽に乗ってダンスをするのは

楽しそうで微笑ましいシーンです

それに2人がお互いを思いやっていて

素敵な関係性だと思いました




ベイビーが趣味で日常の会話などを録音して

それをミックスして音楽を作っているのも

面白かったです

ボスの声で作った曲はサントラにも

収録されているようですね〜




ベイビーの恋人

デボラ(リリー・ジェームズ)は

『ダウントン・アビー』で

イギリス貴族の衣装が似合っていて

好感の持てる感じでしたが

今作ではウエイトレス役の衣装が

とっても可愛いかったです





後半で仲間割れをして

ベイビーとデボラが命を狙われるため

アクションシーンへと突入しますが

こちらもなかなか見ごたえがありました

(一瞬 ホラーな感じもありましたが)

「逃げる」から脱却して敵に立ち向かい

彼女を守るために最終的に取った行動は

潔かったです





全編に渡り音楽を堪能でき

カーアクションも素晴らしかったので

多少ある突っ込みどころも

途中からほとんど気にならなくなりました




音楽好きの人の心をくすぐるような

ゲストの登場もあり

良い演出だったと思います