ねこくんと別れ話をした。
向日葵はこのままじゃ、
会うのがつらいから
別れる覚悟だった。
ねこくんは、自立するから
チャンスが欲しいと。
話してるうちに言いたいこと言って
スッキリしたのもあり、
何より向日葵を思うねこくんの気持ちがわかったから、
距離を置くということにした。

本当に大好きだったし、
とにかく一緒にいると楽しかった。
別れ際も楽しくて、
笑顔でバイバイした。
これで最後ではないんだけど、
家に帰ったら寂しくて涙か止まらなかった。
いつかまた2人で笑える日が来ることを信じて、
今はがんばるしかない。
距離を置くということは、
自分の気持ちを試すことでもあるって
わかった。

向日葵の全てを受け入れて愛してくれる人と安心して暮らすか、
昔から大好きで公私ともによきパートナーである人を追いかけて勝負に出るか、
迷った末の結果。
ねこくんといれば、愛されてる幸せがあるけど、あまりの幼さに生活が不安。
さて、向日葵の人生どうするか?
あの頃のねこくんはキラキラしてた。
今のねこくんは、
私に捨てられるのが怖くて
ただただすがってくる。
いつの間にか、キラキラしなくなっちゃったんだね。

本当は、少し寂しくなって、
いつもみたいに電話したいって思った。
でも、我慢してたら、
ねこくんからかかってきた。
一生懸命私の気持ちをはかろうとする話は、
面白くないし、一気に気持ちが冷める。
なのに、明日もかけるって言われた。

こういうところが、もう無理って思う。
悲しいけど。
大好きでいてくれるねこくんが、
好きだったんだけどな。
いつのまにか、天秤がかたむいて、
ねこくんの方が重くなっちゃったんだ。

あとは、向日葵が1人に慣れること。
たぶん、意外とすぐ慣れる。
初心を完全に忘れた向日葵。
ねこくんと別れたいと
この半年、思ってる。
仕事で、人の上に立つことになって、
後輩を育てなきゃいけなくなった。
大人はなかなか育たない。

家に帰ると、ゴロゴロしてるねこくん。
構ってあげないから、よけいに甘えてくる。
向日葵はやりたいことも、やらなきゃいけないことも、
山のようにある。
我慢の限界。

でも、ねこくんに言えなくて、
それが別れたい気持ちにつながった。
言ってもどうしようもないだろうと思うから。

もう完全に別れるつもりになった時、
ふと、このブログの存在を思い出した。
ねこくんと一緒にいることが苦痛になってしまったけど、
一緒にいるだけで、こんなに幸せだと思った頃があったんだ。

甘えすぎたから、自立する‼と言ったねこくんを、
もう一度信じてみる?