兄妹×年上男子〜過保護編〜 | 《妄想小説》 〜LDHの小さな恋〜

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LDHのメンバーで妄想ストーリーを作ってます。独自の世界観で気ままに書いてます。
好きな作品が見つかれば嬉しいです。

兄妹×年上男子

〜過保護編〜


幼い頃に臣と敬浩の親に引き取られてから家族になった。


私だけ唯一血の繋がりがない。


それでも、みんなからたくさん愛されて温かい家庭で育った。


でも、過保護な程にいろいろ言う臣、


どこにでもついて行こうとする敬浩に少しうんざりしている。


社会人になっても2人から逃げられることもなく、


彼らがいる会社に就職することになった。


会社では地味なメガネをつけるよう言われ、


影薄いほどに過ごしていた。


ある日。


2人と私の関係を知らない人からの仕打ちで


メガネを壊されてたことに気づく。


【随分派手にやられたね笑】


「笑い事じゃないよ。もう、ほんと面倒くさい」


【ねぇ、もういい機会なんじゃない?】


「え?」


【もうこれならさ、言い訳できるでしょ?


それに今日の夜親睦会あるんだし、そのままで行っちゃえ笑】


唯一関係を知ってる⭐︎からの言葉。


ちょうど敬浩も出張でいないし、


臣も外回りで帰りが遅くなるって言ってたっけ。


だから、2人に邪魔されない機会だし、


意を決して会社の親睦会に参加した。


〔あれ、誰?〕


少しざわつく会場。


[もしかして、〇〇さん?]


「え?あ、はい、、」


〔かわいい。メガネよりこっちの方がいいよ〕


〇〇の変わりようを見て、気さくに話しかけてくる他の社員。


2人から解放されて楽しく過ごしてたけど、


そんなのも束の間の出来事だった。


『何やってんだよ』

《何してんの》


気づけば間を入るように臣と敬浩がいた。


【相変わらず早い登場ですね笑】


『こいつ借りるから』


【はーい、どうぞ笑】


「え、⭐︎っちょっとっ!?」


【楽しんでー笑】


両手を掴まれ、連行されるようにその場を離れていった。


to be continue...