「脊柱管狭窄症に整体治療は効果があるでしょうか？」
Ｑ：1年くらい前から、歩行中にお尻から足にかけて痛みと痺れがあり、途中で歩けなくなります。
しばらく休んでまた歩くという状態です。
整形外科でMRI検査をしたところ「脊柱管狭窄症」と診断をうけました。
今のところ病院で処方してもらった血流をよくする薬を飲んでいます。
医師の話によると、手術は排尿障害が出たり、歩くのが困難になった場合、最後の手段で、当面薬の服用で様子を見るとのことでした。
また、電気治療、牽引はあまり効果がないとのことです。
そこで質問ですが、3か月前（MRI検査をする前）から整体治療にも通っています。
治療内容は、まず30分ほど全身をマッサージした後、足を引っ張ったり広げたり、また屈伸のようなことを30分ほどしてもらいます。
ただこれは保険が利かないため、1回あたり6,000円と高額であり頻繁に行くと結構な負担になります。
整体の先生はよくなるまでは頻繁に来た方が治りが早いと言います。
整形外科の医師に整体治療について質問したところ、自分で効果があると思うなら行くことを止めないということでした。
マッサージは気持ちいいですが、整体の効果があるのかどうかわかりません。
つまり痛みは軽減されていないのです。
脊柱管狭窄症で、整体治療の効果についてご意見をお伺いしたく質問させていただきました。
Ａ：狭くなったために起こった神経の血流が悪くなり、それに対して「血流をよくする薬」を飲んでよくなることはなく、もしあるとしても一時的な効果です。
一方マッサージで「足を引っ張ったり広げたり」「屈伸のようなこと」これらのような行っても狭窄症状を起こしている神経圧迫を取り除くことはできないことはある程度分かることです。
「よくなるまでは頻繁に来た方が治りが早い」と言ことですが、初期段階では間隔を詰めて治療をしないと後々効果が感じられるようにならないという理由からです。
整体治療と言っても、原理原則をわかって治療していれば結果は後でついてくるものです。
マッサージや鍼をやっても痛み自体が軽減しないのは当然です。
代表的なブロックの仙骨硬膜外ブロックと腰部硬膜外ブロック、ペインクリニックでの神経ブロックも対処療法の一つに過ぎません。
一時的に痛みを抑えたとしても、背骨の進行を止めることと治すことはできません。
もっと全身の背骨レントゲン像をみてどこかまず原因で悪くなって、症状が出ているのか、脊柱管狭窄症の場合、原因となっている狭窄の椎骨を根気よく矯正して、本来ある椎骨の位置に戻し、関節面を正常な状態にする必要があります。
狭窄症の原因である神経圧迫を取り除くには、レントゲン画像でしっかり原因を見つけ出し、正確な矯正が症状を取り除く唯一の手段となることでしょう。
亀有ひまわり整骨院は、痛いところや気になるとこだけでを見るだけではなく、当院独自の根本治より将来、いつまでも健康で元気で生活できるようにサポートさせていただきます。
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