【交通事故やスポーツ等での外傷による頸椎損傷】
交通事故やスポーツ外傷によって、首・肩・背中の痛み、張りを訴える患者さんは多く見られます。
その中でも事故によるむち打ち損傷では多くの場合、事故によって引き起こされる頸椎のズレが慢性的な首・肩の張りの原因となっています。
レントゲンを見ると椎間板の厚みが減少したため、関節が狭くなり、椎体の変形も確認することができます。
また交通事故によるむち打ち損傷により、正常な頸椎の前彎カーブが減少し、そのご慢性化することで後彎になるケースも多く見られます。
カイロプラクティックでは、この状態をハーモニックカーブ又はSカーブとも言います。
後ろから追突された一般的な交通事故の場合では、頸椎の過伸展により下部の前縦靱帯が損傷し、その後頸椎の過屈曲により上部から中部の後縦靱帯が損傷します。
その結果ハーモニックカーブ・Sカーブとなり慢性化して椎間板が退行します。
このような状態になると椎骨の変形性になる危険性が高くなります
頸椎がハーモニックになるとカーブは後彎します。
特に中部から上部が後彎することで椎間板の後方スペースが開きます。
そのためにヘルニアも高まります。
アメリカの研究では、頸椎もしくは腰部の前彎カーブの減少、後彎はヘルニアになる危険性が上がると発表されています。
一般的な交通事故によるハーモニックカーブの場合、下部頸椎もしくは上部胸椎あたりからアジャストメントを始めます。
再度レントゲンを撮り、ハーモニックカーブが改善されストレートに近づいているなら上部頸椎、中部頸椎を詳しく調べる必要があります。
ここでサブラクセーションが確認できなければ矯正する必要はありません。
サブラクセーションを取り除くことができれば、治癒力が高まり、慢性的に傷ついた軟部組織を修復でき、結果としてカーブが自然な状態に戻っていくのです。
交通事故による外傷は、患者さんが思っている以上に身体への負担は大きいのです。
ハーモニックカーブが改善されなければ椎間板にかかる負担は変わりません。
椎間板は、時間が経つにつれ退行が進み結果として神経を圧迫する原因になるのです。
以上のように慢性的な症状を取り除くには、かなりの時間を要します。
スポーツ外傷などの物理的外傷は、単に一方方向からの外傷ではないこともあります。
レントゲンを確認することで、どの方向から物理的外傷を受けたかが予測できます。
その場合、必ず患者さんに外傷時の詳しい状況を聞くことが重要になります。
物理的外傷は、あらゆる方向から受けます。伸展、屈曲、回旋、側方と複合的に外傷を受けることで脊椎周辺にある靱帯、軟部組織が損傷します。
靱帯には様々な働きがあります。
1つは、椎骨間の安定性を促し、周辺にかかる負担を軽減させ適切な生理学的運動を助けている。
2つ目は脊椎の柔軟性を制限し、脊髄を保護する働き。
3つ目は、脊椎の安定性を促し、脊椎の可動範囲を制限させるという働き。
そして4つ目は、外傷から脊髄神経を守る働きがあるのです。
これらの働きが、特に交通事故やスポーツ外傷のような高荷重が加わる時に大きな役目を果たすことになるのです。
更に靱帯を損傷すると脊椎靱帯骨化症になる危険性が高まります。
主に脊椎には、前縦靱帯、後縦靱帯、黄色靱帯があります。
後縦靱帯と黄色靱帯は椎骨とともに脊椎管を構成し、脊髄を保護しています。
しかし、靱帯を損傷することで将来的に慢性的なハーモニックカーブ、靱帯骨化症になりその結果神経を圧迫する原因にもなるのです。
できるだけ早く神経の圧迫を取り除き、自然治癒力を高め、正常な頸椎のカーブに近づけることが非常に重要なことなのです。
亀有ひまわり整骨院は、痛いところや気になるとこだけでを見るだけではなく、当院独自の根本治より将来、いつまでも健康で元気で生活できるようにサポートさせていただきます。
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