6年ぶりに逢う友達は
マレーシアのマラッカという町の人で
最後に逢った時には(⇒オイラの友達たち )
オイラの旅も
これで最後にしようと決めていたから
もう二度と逢うことはないと思っていた。
それなのに
日本に来ることになったのだ。
パソコンもスマホも持ってないから
メールもない状態で
連絡のやりとりは、ずっと手紙だった
1年に1回か、2回の手紙のやりとり。
丸々1年
連絡しなかったこともある。
それなのに
よくオイラを頼って来ると決めたな~と思ってしまう。
もしかしたら
あの頃のオイラとは
変わっちゃってるかもしれないのに。
あとで聞いたら
「行きたいと伝えた時に、都合をつけてくれたり、
一生懸命、行先を考えてくれたりしたじゃん。
だから、変わってないと思えた。
変わっていたら
空港でバイバイして帰ることも出来るし」
なんてことを言っていた。
早朝に日本に着くので
前日に近くのホテルに泊まり
不安を抱えながら一人で待つことのないようにと
早めに関西空港に向かった
6年ぶりで
ちゃんと気付けるのか心配もあったけど
到着出口の真正面で待ってれば
大丈夫だろうと。
しばらく待っていると
後ろから声をかけられてビックリ
彼が立っていたのだ
すんげぇ~声を出して驚いたオイラに
周囲の人たちの注目が集まり
『あいさつ』の握手も忘れて
恥ずかしさを通り過ぎて
2人で笑い転げてしまった
なんと
予定の時刻よりも1時間早く着いたのだと言う。
電話をかけようとしたら
国際電話設定にしてきたのに
他の国では使えたのに日本では使えないし
公衆電話の使い方もわからないし
まだコインもないし
「待つしかない」と思って
1時間ほど待っていたらしい。
6年ぶりの再会に
なんだか落ち着かず
とりあえず空港でお茶してから移動することにした。
『あいさつ』をしてないことを思い出し
改めて手を差し出した。
しっかりと握手をしてから
その手をハート(心臓)に持っていく
この挨拶は
オイラのお気に入りである。
さて
これから始まる12日間の日本旅行
ステキな時間と経験に巡り合えますように
ひまわり