今年もあっという間に師走がやってきて、もう三分の一が経ってしまいました
ぼやぼやしてると、すぐ大晦日になってしまいそうな年の瀬ですね~
その前に、先日の晩秋の京都続編載せておきます
もう散り紅葉も終わりになる頃ですが
洛東の隠れ寺といわれる真如堂では、
ちょうど見ごろの真っ赤な紅葉が見られました
ここの紅葉は、毎年京都の中でも際立って赤いように思います
真如堂HPより
「真如堂は、正式には鈴聲山真正極楽寺(れいしょうざん しんしょうごくらくじ)といい、永観2年(984年)に戒算上人が開創した、比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺です。「極楽寺と名乗る寺は多いが、ここが正真正銘の極楽の霊地」という意味を込めて名づけられ、その本堂を表す「真如堂」が通称として定着しました。衆生済度、特に女性をお救いくださる「うなずきの弥陀」を御本尊にまつっており、浄土宗の開祖・法然上人や浄土真宗の開祖・親鸞聖人をはじめとする行者や、多くの人々の祈りを受けとめてきました。」
残念ながら、拝観時間を過ぎていたので、境内のもみじを見て回りましたが
見事でした
友達も、この頃にはすっかり京都のまったり感に浸っていましたね
そして、世が更けてから足を伸ばしたのが
青蓮院門跡のライトアップでした
残念ながら、12月1日に終わりましたが
春にも夜間の特別拝観があるそうです
こちらのご本尊の熾盛光如来は、光そのものであり、
その化身の不動明王(国宝青不動明王を祀る)も炎の光を背負っておられ、
光との関係が大変深いということで、毎年されているそうです
息を呑むような静寂の中、
この大小1,000の照明器具による芸術的な景観が続き
一面の苔庭の海に浮かぶ光の星に
みなさん静かに見ておられました
青蓮院は、江戸時代に仮御所となった事から、粟田御所とも呼ばれ
その貴品と格調高い池泉廻遊式庭園や、境内全域をあますところなくライトアップされています
中ももちろん拝観でき
冷え込んだ本堂を回ると
こんな戒めの言葉にも、身が引き締まる思いでした
闇に浮かぶ石庭も幽玄な世界
青く光る静清な竹林
そして、私たちひとりひとりのの光も
ご本尊の功力によって、夜空に光のたばとなって駆け上がり
世の中を明るく照らしていただきたいとの願いが込められているライトアップなのだそうです
青蓮院門跡HP
https://www.shorenin.com/haikan/
色彩理論では
赤は、長波長の色・・・力強さ・情熱・決断力・外交性を感じる色
青は、短波長の色・・・冷静・理知的・信頼感・内向性を感じる色
この日は、穏やかな学生時代の仲間と、昼と夜に渡って
そのどちらも、感じることができた京都散策でした
「一隅を照らす」
そんな生き方ができたら素敵ですね
今日も、最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
朝になりました
今日も、お元気でお過ごし下さい
*時々朝の支度中に聴いてる曲・・・軽やかに出勤できそうかな