そしてみっちーのバイトも始まったのだ。
冬休みの少し前から入らせてもらったりして・・・
道枝駿佑「いらっしゃいませ」
女生徒「あの子イケメン」
女生徒「どこの学校なんだろ?」
女生徒「あれってなにわ第1校じゃん!!」
道枝駿佑「あの?」
なんだかじっと見られてる?
⤴その通り
女生徒「あの私、君のこと好きです」
と秒で告白され
道枝駿佑「へっ?」
相変わらずモテモテな日々を送るのだが・・・・
道枝駿佑「すいませんけど仕事中なので」
彼は女子になびかなかった。
そして
大橋和也「みっちーくん!」
西畑大吾「みんなで食べに来たで?」
道枝駿佑「皆さん、いらっしゃいませ🤗」
大西流星「みっちー!めっちゃ似合ってるやん!あとイケメンは相変わらずやな」
高橋恭平「かっこええで?」
長尾謙杜「かっこええし、可愛い!」
道枝駿佑「可愛いは余計やわ」
なぁんで言ってるそばから
藤原丈一郎「・・・・・・」
⤴みんなに言いたかったことを言われてしまい言えなくなった丈くん
道枝駿佑「(先輩何も言ってくれない)」
藤原丈一郎「言いたい事言えんかった」
見つめあってはいるのに・・・
メニューを頼まれ、
道枝駿佑「・・・少々お待ち下さい」
6人「はぁーい」
道枝駿佑「(先輩と話せやんかった)」
藤原丈一郎「(道枝と話せやんなぁ)」
そして・・・・バイト三昧な日が続き、冬休みに入る数日前のことである。
大西流星「なぁ?みっちー。先輩へのクリスマスプレゼント考えた?」
道枝駿佑「えっ(;゚Д゚)!あっ、うん」
⤴曖昧な答え
長尾謙杜「さすがみっちーやな!」
大橋和也「大丈夫なんか?なんか眠そうやで?」
道枝駿佑「・・・うん・・・大丈夫・・・(正直眠い・・・) 」
西畑大吾「ちゃんと寝れてる?バイト頑張りすぎなんとちゃう?」
道枝駿佑「・・・・大丈夫です」
藤原丈一郎「みっちー?帰るで!」
道枝駿佑「・・・・うん」
正直、最近遅くまでバイトを入れていたりして・・・なんだか眠れてない気がしてきた。
でも心配かけるわけにはいかないから。
大西流星「あしたさ、久しぶりにみんなで遊びに行こヽ(*'▽'*)ノ」
高橋恭平「おー!いこいこ」
長尾謙杜「どこ行く?」」
⤴行く気満々 ?
道枝駿佑「あー、ごめん。明日はバイト入れたんで」
藤原丈一郎「大丈夫なんか?眠そうやで?」
また言われてる
道枝駿佑「だ、大丈夫ですよ!」
大橋和也「みっちー、あんまり無理したらあかんで?」
みんなに分からんように耳打ちしてくれた。
長尾謙杜「そうやでー?」
道枝駿佑「ちょっと買いたいものがのあるので」
大橋和也「おー、そっか」
そしてそれから俺はひとりでクリスマスプレゼントを買いに行ったんや。
先輩には用事あるからと、デートを断って。
道枝駿佑「先輩・・・喜んでくれるかな」
そして俺は・・・心地よい揺れと・・・疲れからなのか不意に眠気が襲ってきてしまい・・・・
道枝駿佑「(´-﹃-`)Zz…」
ついには、寝てしまっていた。
そしてそこへ乗り込んできたなのは・・・
夏菜子「ふふ」
夏菜子の友人「そうだよねー」
何人かの女子大生の集まりの中に・・なんと夏菜子さんがいたのだ。
そして
夏菜子「えっΣ(゚д゚;)道枝くん?」
思わず声を上げてしまった夏菜子さん。
夏菜子の友人2「夏菜子、あの子って」
友人1「夏菜子の今カノ?いやいや今彼?」
友人3「でも何あれ・・・。可愛い顔して寝顔が・・・・」
と言い終わる前に・・
夏菜子「疲れてるのよ、きっと」
なぜか優しい言葉を言っていて・・・?
友人1「なによ、優しい言葉言っちゃって」
友人3「そうだよ!元彼取られたくせに」
夏菜子「いいのよ、もう」
夏菜子の友人2「そうね。素敵な彼氏をまた、作ればいいじゃん!協力する」
バスアナウンス「次はー○○です」
道枝駿佑「( ゚д゚)ハッ!」
お、降りなきゃ行けないバス停?
⤴寝ぼけてる?
友人1「起きた」
夏菜子「・・・・・」
3人は何故か一部始終を見ていて?
道枝駿佑「あー!おりマース」
急いで降りていった彼・・・・
でも・・・・
夏菜子の友人1「ねぇ?これって・・・」
指さしてみる。
そしてそれは
友人1「これさっきの彼の忘れ物なんじゃ?」
友人2「ほんとだ・・・。しかもクリスマスプレゼント?ガチなやつ」
夏菜子「今なら間に合うかも!」
夏菜子さんは1人それをみっちーに届けようとしたが、バスは少し満員で前に行くのにも少し時間がかかってしまい・・・
道枝駿佑「ありがとうございます」
みっちーは降りてしまい
夏菜子「あっ・・・」
彼に追い付けずにいた夏菜子さん。
みっちーも夏菜子さんの存在に気づかず・・・・忘れ物にも気づかずだった。
友人1「夏菜子、どうするの?」
夏菜子「・・・・・」
友人2「もうほっとこ!知らないフリしようよ」
友人3「それがいいかもね」
夏菜子「・・・っとけない」
友人1「夏菜子?」
夏菜子「ほっとけないよ!わたし、彼に借りがあるし」
友人2「・・・・夏菜子・・・本気?」
夏菜子「本気だよ?」
友人3「夏菜子は優しいね」
夏菜子「・・・・・・」
とても大切なものをバスに忘れてきてしまったことに俺(道枝)は気がついていなかったんや。