道枝駿佑「はぁはぁ・・・・」
俺は息切れしてきてしまった。
💓俺は今、大好きな人から逃げている!!めちゃくちゃ大好きなはずやのに!
えっ?なんでや?って?
それは・・・・。全校生徒公認の仲にまでなったのに?たった今キスをしたのに?なんて言うかもしれやんけど!
藤原丈一郎「はぁはぁ。なんで逃げるねん!」
道枝駿佑「なんで先輩は追いかけてくるんや!なんであそこにせんぱがいるんですか!」
⤴君が逃げるからでは?
それと、君を起こしていたのが丈くんだからでは?
💓俺は思い出してはいけないことを思い出したんかもしれやん!
⤴それ今更やな
藤原丈一郎「はぁはぁ」
丈道「どうしたらええんや!!」
⤴2人の心の叫びであーるが?
2人は思わずそう声に出して叫んでいたのであーる(離れているはずやのにシンクロしてます。すごっ)
年下3人組「あっ・・・・」
ツレ「あっ・・・」
謎に5人が鉢合わせたりしていて笑
だが、そこに現れた人物がおります。
それは・・・・
丈道「どうしたらええんや!」
ふたりがそう叫んだところにある人物が現れて、
山田涼介「それはね?みっちー・・・」
⤴ある人物
道枝駿佑「わぁ!山田先生・.・」
そう現れたのはなんと!山田先生でアール。
山田涼介「やっぴー!みっちー。そろそろ思い出した頃なのかなぁーって」
道枝駿佑「お、思い出したんですけど(._."ll)」
山田涼介「えぇ....(困惑)何その顔」
藤原丈一郎「!?」
丈くんはなぜか追いかけるのをやめた。
山田涼介「あー!もしかしてだけどー。こんなところにいるってことはー・・・みっちー、逃げたでしょ?」
道枝駿佑「えっΣ(゚д゚;)」
山田涼介「なんで離れたところに丈くんがいるのかな?」
道枝駿佑「えっΣ(゚д゚;)」
確かに先輩は離れたところにいる。遠慮してるのか、なぜか動かず。
山田涼介「ねぇ?いったよね?自分の気持ちから逃げちゃダメだって。もしかして【キス】しちゃったとか?」
丈道「(うぇぇぇ😰なんでわかる?もやは魔法使い?)」
⤴心の中で同じことを叫ぶ2人。じゃなくて丈くんきこえてるの?
山田涼介「やっぱりねー」
道枝駿佑「や、や・・・やっぱりって!だ、だって俺は・・・」
山田涼介「そうだよ?君のファーストキスの相手はー」
道枝駿佑「・・・・」
もしやこのパターンは
藤原丈一郎「えぇ....(困惑)」
山田涼介「俺だよんσ(゚∀゚)😊」
また暴露された
道枝駿佑「・・・・・!?」
藤原丈一郎「・・・・・・!?」
山田涼介「そこでだ。トレンディドラマの台本?荒らすじ?に例えてみるね?」
道枝駿佑「えぇ....(困惑)」
山田涼介「例えばだけど・・・道枝駿佑が教師である俺・・・山田涼介を好きになり・・・この僕も生徒、道枝駿佑が好きになってしまい・・・?」
道枝駿佑「・・・・・っ」
山田涼介「・・・・そう。俺は教師をやっているから生徒をすきになるなんて・・・。ましてや付き合うなんてあってはならないこと。これよくある禁断の恋つまてやつね?」
藤原丈一郎「・・・・・・」
山田涼介「ある日それが学校にバレてしまい、当然俺は学校を辞めさせられる・・・。教員免許も剥奪される・・・」
丈道「・・・・・」
山田涼介「言っとくけど妄想のストーリーだからね?2人はそれから会わずにいたんだ。道枝駿佑が卒業するまで会わないと決めた。道枝駿佑は無事に卒業をして俺に会いに来てくれた。そこはから第2のラブストーリーが・・・・みたいな感じ」
道枝駿佑「ストーップ!」
山田涼介「ちょっ、こっからがいいとこなのに」
藤原丈一郎「あのー?長くなりますか?」
道枝駿佑「そ、その妄想物語・・・」
山田涼介「そうなるのが普通かなぁーって」
道枝駿佑「えぇ....(困惑)」
山田涼介「(聞いてなかった?)」
藤原丈一郎「普通なのか・・・・?(俺やなくて大橋ならその先の妄想ストーリー考えるの得意そうやけど(笑))」
山田涼介「ところが・・・・違うんだよね・・・」
丈道「えっ(;゚Д゚)!(;゚Д゚)!違う?」
山田涼介「僕のこの先の妄想ストーリーは全くの正反対。実はこれでも俺は道枝駿佑のことを恨んでて」
道枝駿佑「えぇ....(困惑)は、反対?」
藤原丈一郎「ちょっと待って。新しい展開やん」
⤴何故か、ワクワクしてないか?
山田涼介「僕にも好きな人いるって言わなかった?」丈道「それは聞いてないです」
山田涼介「君と【事故キス】したせいでその好きな人・・・・あっ、【彼氏ね?】」
藤原丈一郎「えぇ....(困惑)彼氏?」
道枝駿佑「えぇ....(困惑)山田先生もBL!?彼女側!?」
⤴なぜ詳しい
山田涼介「その彼氏と気まづくなっちゃって」
道枝駿佑「き、気まづく?な、なんで」
山田涼介「・・・・写真撮られて・・・」
道枝駿佑「えっ(;゚Д゚)!」
藤原丈一郎「うわっ、マジかよ」
山田涼介「だからね?道枝と再会した時、君が好きな人と拗れたらいいのにって思って抱きついてやったんだよ」
藤原丈一郎「へぇー・・・腹黒な部分が働いたんや」⤴何故か冷静に分析
道枝駿佑「先生・・・迷うことなくジョーのことを助けてくれたのに(。•́ωก̀。)…グス」
藤原丈一郎「・・・・」
道枝駿佑「一緒に病院に言ってくれたやないですかぁ😭😭😭😭先生のこと尊敬していたのにぃ😭😭😭😭」
山田涼介「最後まで話を聞いて?まだ結末言ってないよ?」
なぜか頭に手を置く山田くん。その手は何故か優しくて。
道枝駿佑「(。•́ωก̀。)…グス結末?」
藤原丈一郎「・・・・・」
山田涼介「泣かないで?俺はやっぱり道枝が大事な可愛すぎる生徒だからそんなこと出来なくなっちゃったんだ」道枝駿佑「えっ・・・・」
山田涼介「大事な子だからもう1回言うよ?俺にとってみっちーは可愛くて大事な生徒だから恨むとか裏切るとかそんなことは出来なかったんだよ?わかる?」
藤原丈一郎「・・・・・」
山田涼介「ぶっちゃけ言っちゃうと君たち二人のことをもーっと前からずっと観察していたんだ」
道枝駿佑「😭えぇ....(困惑)観察」藤原丈一郎「ずっとって・・・😰」
山田涼介「しちゃった(´>∀<`)ゝ観察😁❤️」
藤原丈一郎「いやいや❤️マークつけないで下さいよ」山田涼介「もうさ、笑えるくらい【ムズキュンLove】って感じで!バカバカしくて」
道枝駿佑「バカバカしい?」
⤴涙が引っ込んだみっちー
藤原丈一郎「なっ・・・バカバカしいムズキュンLoveって・・・・」
山田涼介「まさにこのドラマの題名にしたいよ!君たちの【ラブストーリーの始まりはムズキュンLoveだった!】みたいな?」
⤴題名長くね?
藤原丈一郎「いや待てよ?ずっと前からってまさかもっと前・・・俺らが出会ってからとか」
山田涼介「ビンゴ!まずは、犬の名前が【ジョー】なのに、丈くんには【ジョン】って呼ばせていたことから始まって」
丈道「み、見られていたのか・・・😰😰えぇ....(困惑)結構初期やん」
山田涼介「あとふたりがお互いのフルネームを知るまでに3ヶ月くらいかかったとか?」
丈道「!?」
道枝駿佑「い、一応呼ばれている名前は知ってましたし?」
藤原丈一郎「そ、それはお、俺もや」⤴誤魔化しても遅いのでは?
山田涼介「高校生らしい青春物語を見せてもらった気がしてー!しかもリアルタイムに!いやもう最高👍ꉂ🤣𐤔(*`ω´)b」
道枝駿佑「いやツボに入りすぎですよー!先生に、そんなことまで観察されるやなんて!」
藤原丈一郎「・・・・・」
山田涼介「でもねそんな君たちを見ていたら逆に応援したくなってきて」
丈道「・・・・・」
山田涼介「なんだかバカバカしいから早くくっつけばいいのにって」丈道「(/// ^///)」
藤原丈一郎「・・・・」
道枝駿佑「・・・・・」
山田涼介「で?キスした感想は?」
道枝駿佑「えっ(;゚Д゚)!」
藤原丈一郎「俺はうれしかったけどな。例えその時道枝が山田くんのことを考えていたとしても・・・・。だって俺は道枝が本気で好きだから」
道枝駿佑「(/// ^///)」⤴史上最大に照れました。今までと違いストレートに自分の気持ちを伝えてくれる丈くん。
山田涼介「あれあれー?もしかして俺はもはや邪魔者かな?」
道枝駿佑「せ、先輩とキスがしたくて・・・・。でも恋人らしいこと出来てないなって・・・。色々頑張ろうとして考えすぎて眠れなかったんですよ。て、テスト勉強もあったし?」
山田涼介「ふふ🤭(ほぼあの時とおなじ言い訳してる)」
藤原丈一郎「・・・・・?」
道枝駿佑「俺は先輩と一緒にいるだけで幸せなんだってことを今、思い出して」
藤原丈一郎「・・・・・///」
道枝駿佑「先輩・・・・///」
藤原丈一郎「・・・・・駿・・・・」
道枝駿佑「・・・・き、キスしていいですか?(/// ^///)」
藤原丈一郎「い、今ここで?(/// ^///)み、みんな見てないか?(・ω・。)キョロキョロ(。・ω・)」
⤴キョロキョロしてみる
道枝駿佑「(笑)大丈夫です。ギャラリーは山田先生しかいません」と言ったけれど?
道枝駿佑「あ、あれ?いない?いなくなった??えぇ....(困惑)」そう山田先生はいなくなっていた。すぐいなくなるんやから!山田涼介「・・・・もう心配ないみたい」
そして
山田涼介「もしもしー?だーりん♥️」だーりんって誰やねん!(しかもひらがな)
山田涼介「今すぐ帰るから待っててね😁❤️あいしてる❤️❤️❤️❤️❤️」
山田先生の【だーりん】が誰なのかは想像におまかせ致します(笑
)藤原丈一郎「ꉂ🤣𐤔」 道枝駿佑「えぇ....(困惑)な、なぜ笑う?じゃあ・・・遠慮なく・・・」⤴キスする気満々藤原丈一郎「望むところや」丈道「♡チュッ(*´(〃 )チュッ♡」
この2人の心配はなくなってきていますね。
長尾謙杜「って言うかさ・・・僕たちいることを完全に忘れてるやん!ここに5人もギャラリーおるっつーの!」
大西流星「完全に忘れ去られてるし・・・。まぁ、それくらい2人はお互いに夢中ってことやね」
大橋和也「それならなんか逆に羨ましいわ」
西畑大吾「俺らもあんなふたりみたいな出会いをしたいよなぁ。あー彼女欲しくなってきた」
大橋和也「・・・・・・」
この時にはっすんが大ちゃんの方を切なそうに見ていた事は誰も気が付かず・・・・
大橋和也「俺も可愛すぎる彼女ほしいな」そしてそれを聞いた大ちゃんもはっすんの方を見ていたやなんて誰も気が付かずにいた。
高橋恭平「ホンマに尊い2人なんやから」
そう5人のギャラリーがいることなんてすっかり忘れて俺たち(丈道)は夕日が輝く場所でしっかりとキスをしたのだった。そして・・・・・
5人「ヒューヒュー熱い熱い!熱すぎて燃えそうやわ」と茶化す。
丈道「えっ(;゚Д゚)!Σ(゚д゚;)えぇ....(困惑)!!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!?」
3段階で叫ぶ2人。反応遅くね?
ツレ「いやいや反応遅すぎやから!」
年下3人組「もう見てしもたから遅いっちゅーの!」7人の笑い声が響いていたのだった。