第11話
丈くんがみっちーに告白するってマジで意気込んでるのはええけどさぁ・・・まずはーやっぱり名前を聞くことから始めなきゃならなくて?(お互い)
道枝駿佑「よし!ジョー!今日こそ言うで!今日こそ聞くんや!」
みっちーの場合はジョーのほんまの名前も言わなあかんミッション。
ジョー「ワン(お願いしますよ?)」
⤴何故か、言葉が通じております。
藤原丈一郎「よし、いくで」
⤴こちらも同じような気合を入れ?
そして2人は何故かお互い偶然を装ったり?
(偶然なのか?いやいや学校帰りに会っただけ)
みっちーは早々と家に帰ってジョーの散歩に出て・・
道枝駿佑「ま、また会いましたね」
藤原丈一郎「そ、そうやな」
ってかぎこちなくない?
ジョー「ワンワン(早く早くぅ)」
⤴急かしてます?
道枝駿佑「ちょっ!ジョン・・・」
なぜだか、走り出すジョン・・・じゃなくてジョーに振り回される?みっちー。
藤原丈一郎「🤣って言うかさ、いつもジョンに遊ばれてないか?」
道枝駿佑「き、気のせいですよ」
と先輩の周りをぐるぐる。
いやいや何してんねん!
道枝駿佑「・・・・・」
藤原丈一郎「笑」
道枝駿佑「|・`ω・)ジィー」
思わず先輩をガン見してしまい
藤原丈一郎「えっ?なに?」
気づかれてしまい
道枝駿佑「い、いえ///な、なんでもないです(先輩はジョーには笑顔見せてくれるのに・・・)」
ジョー「ワンワン(早くジョーって呼ばせて!)」
藤原丈一郎「ジョン、お前はご主人様がすきか?」
道枝駿佑「!?(な、何を聞いてるんやこの人は!)」
ジョー「ワン!(好き🩷🩷🩷🩷)」
藤原丈一郎「そうか好きか」
⤴わかるのか?
道枝駿佑「えっΣ(゚д゚;)な、なに?」
⤴わからないのか?
藤原丈一郎「そうや、あのさ・・・」
道枝駿佑「先輩、あの!!」
なぜだか次は、聞くタイミングが同じだった2人。
ほら、勇気出して!
道枝駿佑「先輩・・・俺・・・・」
みっちーが先に話そうとした瞬間・・・・・
女子高生「道枝くーん」
道枝駿佑「えっΣ(゚д゚;)」
藤原丈一郎「!?」
呼ばれて2人は思わず振り向いた。
つまりは2人きりを邪魔されたのだ。
道枝駿佑「いやあの・・・」
近づいてくる女子高生たち。
えっΣ(゚д゚;)複数?
な、なんで?
女子高生1「クレープ食べに行こうよ!」
女子高生2「私服だ。もう家に帰ったの?」
道枝駿佑「あっ、あの・・・犬の散歩中でして・・・」
⤴なぜか敬語
藤原丈一郎「・・・・(俺の存在無視か?)」
ジョー「ワンワン」
女子高生2「可愛い!」
女子高生1「じゃあさ、犬も一緒に来ていいよ😉」
ジョー「ワンワン(ワーイ)」
藤原丈一郎「・・・・」
道枝駿佑「いや、俺先輩と・・・」
女子高生「じゃあ、先輩も一緒に・・・」
藤原丈一郎「いや?おれはやめとくわ。道枝、行ってこいよ」
道枝駿佑「ええ....(困惑)」
藤原丈一郎「じゃあ、俺はこれで。道枝!またあしたな!君たちも!」
女子高生「はぁーい」
道枝駿佑「えっΣ(゚д゚;)ちょっ・・・」
藤原丈一郎「✋」
先輩は行ってしまった。
じゃなくて・・・どっちかと言うと?
女子高生「道枝くん行くよ!」
女子高生「早くしなきゃお店閉まっちゃうー」
道枝駿佑「(;´゚д゚`)エエー」
みっちーのほうが連れていかれたみたいなんや。
で?
その後丈くんは俺(大橋)の店に来て・・・
藤原丈一郎「大橋」
大橋和也「どうしたん?丈くん」
藤原丈一郎「今度の日曜日付き合え」
大橋和也「えっ?なに?デート?」
藤原丈一郎「ええから何も言わんと付き合え!」
大橋和也「(これはデートなのか?)」
藤原丈一郎「文句言うなよ?俺とお前の仲やないか」
と言われたから行ってみると・・・
大橋和也「な、なんで俺誘ったん?」
藤原丈一郎「いやだって・・・・」
野球観戦のチケットを無駄にしたくなかったらしい。
いやいやなんで誘うの諦めるんや!
結局俺たちはあの後中途半端に別れ・・・家に帰る羽目となった。
だがそれからも結局俺たちはお互い【デート】に誘えずにいて?
えっ?デート・・・・?
年下3人組(みっちー以外)「!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!?」
道枝駿佑「ってか叫ばんでよ」
大西流星「ほんまにしゃーない2人やな」
高橋恭平「けど、どないしたら発展する?」
2人以外のみんなはそんな丈道の2人をムズムズしながら見守っていたりして・・・。
長尾謙杜「あー!あそこにいるのは藤原軍団」
大西流星「はぁ?何その【軍団】って」
長尾謙杜「えー?だってさあの3人いっつも一緒にいるから?だから軍団付けてみた」
道枝駿佑「いやいやこっちも一緒におるやん」
大西流星「うわぁ、なんかダサい名前」
流星くんに言われるとダサく感じる。
高橋恭平「ʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬ」
長尾謙杜「ひどいやん!恭平くんが、いわせたんやろ?」
大西流星「(やっぱりなぁ)」
道枝駿佑「えー?そうなん?じゃあこっちは?」
長尾謙杜「道枝軍団・・・」
道枝駿佑「うわぁ、なんかいやだ」
長尾謙杜「えー?いやって」
道枝駿佑「嫌なものは嫌やな」
高橋恭平「爆笑ꉂ(ˊᗜˋ*)ʬʬʬ」
⤴1人ツボってるし
長尾謙杜「もう!恭平くんのせいやから!」
高橋恭平「ごめん、ごめん」
大西流星「でもこれもみっちのためやろ?」
道枝駿佑「えっΣ(゚д゚;)」
長尾謙杜「そうそう。2人があまりにもすれ違っとるからや」
⤴自分の手柄にしようとしてる?
長尾謙杜「先輩と少しでも交流しようとしてるんやで?感謝してや?」
道枝駿佑「そ、それはごめん」
そしてふたりのすれ違いは相変わらず続いていてなんだかよくわからないことになっていた。
そう毎週日曜日のあの時間に先輩と会えると確信した俺は・・・
道枝駿佑「あの時間と場所なら誰にも邪魔されやんはずや!ジョーも先輩に懐いてるし・・・・」
そう思ったらなんだか【秘密の密会】をするみたいでドキドキしてきた。
付き合ってもいないし・・・フルネームも知らないのに・・・・。
先輩・・・。
先輩は少しでも俺と【会いたい】って思ってくれているんやろうか?
⤴早くきけよ
第12話
夕方、長尾とジョーの散歩に来ていた。
長尾謙杜「へぇ?じゃあ・・・密会しとるんや。よかったやん😏😏」
そうあれから少しづつ会えるようにはなっててきていた。
道枝駿佑「なぜニヤつく?」
長尾謙杜「あとはさぁ・・・。なんやろ・・・ジョーのほんまの名前をそろそろ教えてあげたらどうなんや。ジョンって🤣なぁ?ジョーも嫌やんなぁ?」
と爆笑しながらジョーに話しかける謙杜。
ジョー「ワンワン(長尾の言う通りや!)」
⤴言葉がわかるのか?
道枝駿佑「だ、だ、だって恥ずかしいやんかぁ💦///(/// ^///)」
意味無く真っ赤になるみっちー。
長尾謙杜「ってかさ、そもそもなんで【ジョー】ってつけたんや。もう好きの塊やん!っていうかそんなん好きすぎて名前付けたのバレバレやん」
道枝駿佑「ぁぁぁ(༎ຶ⌑༎ຶ)」
長尾謙杜「いやいや変な叫びしやんといて?認める?」
道枝駿佑「み、認めるよ!だ、だってこいつジョーって呼んだら1番いい反応したから」
長尾謙杜「🤣🤣なんそれー」
⤴また大爆笑🤣
ジョー「・・・・(ご主人様はあの人が、好きなん?)」
2人の様子・・・というよりご主人様の様子を見たジョーの心の声である。
長尾謙杜「だからはよ先輩の名前聞けやー」
道枝駿佑「えー?だって」
そんなやり取りをしている後ろに・・・
大橋和也「おー?あそこにおるのはみっちーと謙杜くんやん」
藤原丈一郎「えっ・・・」
見るとその先には仲良さそうにじゃれ合いながら散歩している。
大橋和也「犬の散歩してるやん。可愛ええなぁ」
藤原丈一郎「えっΣ(゚д゚;)(どっちがや)」
大橋和也「呼んでみる?おーむぐぐ(口を抑えられました)」
藤原丈一郎「いや!呼ばんでええから!それよりなんでお前は可愛いってすぐ言うんや(俺でも言うてへんのに)」
大橋和也「あー?😏😏ほんまは言いたいんやろ?みっちーが可愛いって」
藤原丈一郎「///いや、そういうことやなくて・・・」
大橋和也「あー!照れた!」
藤原丈一郎「照れてねぇよ///」
大橋和也「照れてるやん。何照れてんの?日曜日に会ってる癖に」
藤原丈一郎「Σ(゚д゚;)えっ?なんで知ってるんや!!」
大橋和也「ええやん。で?あの犬は?」
藤原丈一郎「・・・す、捨てられてた子犬・・・」
大橋和也「あー、みっちーが飼っててくれたんや。で?名前は?」
藤原丈一郎「ジョン・・・って聞いた」
大橋和也「ふはっ」
藤原丈一郎「なぜ笑う」
大橋和也「犬の名前は聞けてなんで好きな子の本名を聞けやんのや」
藤原丈一郎「えっ///それは・・・」
大橋和也「やっぱり声掛けよ!行ってしまうで?」
藤原丈一郎「いや、今日は帰ろうや・・・」
大橋和也「せっかく誘おうとした野球観戦やったのに誘わへんし・・・」
藤原丈一郎「・・・・///」
大橋和也「みっちーかっこええから結構女子にモテモテやし。
あっ、男子にもモテモテやし?」
藤原丈一郎「・・・・・」
大橋和也「そうや!こうなったら二人の会話を盗み聞きしてみようや」
と走り出す
藤原丈一郎「ちょっ、大橋。それはやめようや」
大橋和也「だってさぁ、さっきからみてればみっちーはか赤いし・・ってことは恋バナしとるってことやん?」
藤原丈一郎「えっΣ(゚д゚;)」
大橋和也「気になるやろ?」
藤原丈一郎「・・・・」
大橋和也「恋バナをしていて赤くなるってことはー・・・【好きな人がいる】ってことやん?」
藤原丈一郎「えっ・・いるんかな・・・」
大橋和也「笑あー、いるって言うてたん忘れてたわ」
藤原丈一郎「わ、忘れるなよ!」
大橋和也「誰とは言うてへんけど・・・(わかり易かったけどな)ふら、行くよ?」
藤原丈一郎「わ、わかった。そこまで言うなら」
と大橋の後をついて行くことにした。
2人は住宅地に入っていった。
長尾謙杜「でさ?どうなん?」
道枝駿佑「はぁ?なに急に・・・どうって・・何がだよ」
長尾謙杜「【好きな人とはどんな感じかなぁ】ってことや」
道枝駿佑「・・・・」
長尾謙杜「告白できそうなん?」
道枝駿佑「どうなんやろ。できる雰囲気はあるんやけどな・・・」
とかいう会話をしている。
それが意外と丸聞こえなんや。めっちゃ、静かな住宅街やから。
藤原丈一郎「(こ、告白!?(꒪д꒪IIやっぱりいるんや)」
大橋和也「・・・・」
長尾謙杜「って言うかさその前にー・・好きな人と、会話出来てる?」
道枝駿佑「出来てるような?出来てないような?」
よくわからない会話だ。
丈くんはと言うと聞きたくないことを聞いてしまい・・
藤原丈一郎「・・・・(꒪д꒪II」
なぜか固まって動かずにいたりして?
大橋和也「丈くん?」
それからフラフラと歩き出す。
長尾謙杜「なぁ?頑張って誘うんやろ?」
道枝駿佑「う、うん」
もう会話を聞いていたくないのか
藤原丈一郎「・・・・・」
丈くんは反対方向にフラフラと歩き出していて・・・
大橋和也「えっΣ(゚д゚;)待って!」
と必死にそれを追いかける形となってる先輩がいて。
そう先輩二人は俺たち道長の会話を最後まで聞かんかったんや。
長尾謙杜「あの先輩、みっちーが思てた通り野球観戦好きなんやて」
道枝駿佑「えっΣ(゚д゚;)そうなん?って言うかどうやって聞きだしたんや!」
長尾謙杜「大橋先輩が、教えてくれた」
道枝駿佑「そ、そっか。やっぱり・・・。いやでも人がいっぱいるし・・・///
ってかさ長尾は大橋先輩の店に行ってたりするん?」
長尾謙杜「まぁね( *¯ ꒳¯*)(ドヤ顔( ¯﹀¯ ))LINE交換した仲やし?o(`・ω´・+o) ドヤァ…!」
道枝駿佑「笑そっか(ドヤ顔されても笑)」
長尾謙杜「色々教えてあげようと思ってな?藤原先輩のこと」
道枝駿佑「えっΣ(゚д゚;)【藤原?】あの人【藤原】っていうの?」
長尾謙杜「あっ・・(しまった)う、うん」
道枝駿佑「藤原軍団ってそういうこと」
長尾謙杜「そ、そうなんだよ!(あー、教えちゃった(´>∀<`)ゝ)」
⤴天然か?
大橋和也「LINE 謙杜!ふたりがお互い自分で教え合うまで名前教えたらアカンで?」
長尾謙杜「└( 'Д')┘ア゙ア゙ア゙ア゙アしまった」
⤴墓穴掘っちゃったやつ
道枝駿佑「ところでなんで知ってるんや」
長尾謙杜「ギクッ(=◇=;)それはほら、大橋先輩に聞いたからで・・・」
道枝駿佑「ふ、フルネームは??」
長尾謙杜「!?」
逆に聞いてきたみっちーは謙杜に接近。
長尾謙杜「(顔近っ)ってかさ、自分で聞こか?なっ?
」
道枝駿佑「名前は【丈】しか知らへんし・・やっぱりこれがフルネーム?」
長尾謙杜「(丈一郎・・・やけどな笑)」
道枝駿佑「なぁ?そこ笑うとこなん?😒」
長尾謙杜「いひひ。どうしよっかなぁ🤭😁」
そう言いながらみっちーに舌を出したりした。
みっちー、ごめんな?
僕はみっちーと先輩二人のムズキュンLoveがもう少しだけ見ていたいんや!
名前を知らないままいて、そんであることがきっかけで知ることになって・・・
⤴彼はどうやら妄想の世界へと旅立ってしまった模様です。
おっと?これはどこかで聞いたナレーションですね。
どうやら大橋くんを【尊敬?】する彼は大橋くんの妄想癖がうつってしまったようですね。
B型同士だから?でしょうか。
長尾謙杜「・・・・・・・」
⤴気づいてません。
道枝駿佑「長尾?おーいおーい!長尾謙杜!」
長尾謙杜「( ゚д゚)ハッ!」
戻り方まで一緒ですね🤣
道枝駿佑「ジョーが退屈してしもたからはよ帰るで?」
ジョー「ふあぁ\(´O`/)°゜゚」
欠伸をしている。
長尾謙杜「(´>∀<`)ゝごめん、ごめん。ジョー!待たせたな」
ジョー「ワンワン」
道枝駿佑「ったく笑はよ行くで?」
丈道の、2人の恋はまだまたま前途多難のようですね