6月半ばに対馬へ日帰りで行ってきた時の様子を。
対馬に行くのは5月半ばぐらいから考えていて、実際に航空券も出発の1ヵ月ぐらい前に取りました。
で、それと概ね同じぐらいのタイミングでなんかフラれたので、気分転換も兼ねて行ったこともない対馬へ行くことに。
フラれたとはいえ、たった3回しか会ってない相手だったので、殆どメンタルダメージがないという。
対馬行きの飛行機は福岡空港9時55分発なので、福岡空港には9時前に着けばOKみたいな感じで、
朝からバイクで動きました。
途中のコメダで朝食にしました。
コメダ、女の子と一緒に来るよりも一人で来たほうが落ち着く・・・。
コメダでモーニングを食べた後は、バイクで国道3号を北上します。
福岡空港の国内線ターミナルから南に位置する所に、無料で自転車とバイクが止められる駐輪場があるので、
そこにバイクを止めました。
南側から北上してきた時はちと入りにくいかも。
駐輪場から国内線ターミナルまでは、歩いて10分ぐらいの距離です。
地下鉄の駅も概ね同じぐらいかかります。
日帰りなので荷物も少なく、委託手荷物もなく保安検査場を通過します。
離島航路の小型機なので、搭乗口は当たり前のようにバスラウンジへ。
バスラウンジからは、 ORC 対 馬 と行先を表示した西鉄バスのランプバスで飛行機へ移動します。
滑走路の待ちで、予定よりも十分ちょっと遅れて
福岡空港の滑走路から南側へ離陸しました。
プロペラ機ゆえ、そんなに高度は上げずに飛行していきます。
脊振山を越えた辺りで右に旋回し、佐賀平野や有明海が遠くに見えました。
国道263号の三瀬トンネルのループ橋が見えました。
糸島半島の西側の上空を飛んでいます。
ここから玄界灘の上空を飛んで対馬に向かうのですが、
対馬まであっという間でした。
対馬空港に着陸する前に、対馬島の断崖絶壁が出迎えてくれます。
対馬空港に着陸。
平野部のない対馬は、空港を建設するにあたって山を削って谷を埋めたんだそうです。
そのため、対馬空港は割と高い場所に位置しています。
離島空港ながら、ちゃんと誘導路があります。
どこぞの自称国際空港とは大違いだ
飛行機を降りて、対馬に初上陸。
対馬空港にはボーディングブリッジの設備がありますが、ここを発着する飛行機が軒並みプロペラ機ばかりなので、
今は恐らく使われていないのかと。
以前はジェット飛行機の発着があったので、それに対応するための設備だと思われます。
福岡から乗って来た飛行機。
オリエンタルブリッジの乗務員で運航されますが、
機材はANAウイングスのボンバルディア DHC-8-Q400が使われていました。
福岡~対馬線だとORCの全便でこいつが使われているんだそうです。
対馬空港には「対馬やまねこ空港」という愛称が付けられていて、あちこちにヤマネコのイラストが描かれています。
空港の外に出ました。
韓国に近い国境の島というのもあり、ハングルも併記されています。
対馬空港のターミナル。
2階に売店があり、お土産や軽食を食べることができます。
空港からはバスで比田勝へ移動するのですが、2時間ぐらいかかるので、
バスに乗る前にうどんを食べました。
対馬交通の比田勝行きのバスに乗ります。
国道382号を通っていきますが、対馬空港以北は本数が大幅に減って1日5往復しかないとか。
つまり、1本でも逃したら旅程がおかしなことになってました。
その場合でも詰みまではせず、厳原にバスで抜けて、厳原港からフェリーきずなに乗船すれば博多まで戻れます。
バスは国道382号を北上していきます。
写真は大船越瀬戸に架かる、大船越橋を渡ったところです。
続いて、万関瀬戸に架かる万関橋を渡ります。
ここは船舶が通るために開削されています。
そのため、岸の部分がやたらストンとしてて人工的にやった感じが出ています。
この運河を境に、対馬島の北側が上島、南側が下島と分かれるんだそうです。
厳原や空港のある下島のほうが栄えてるんだとか。
途中の仁位バス停は対馬交通の豊玉営業所が併設されていて、ここで乗務員が交代します。
厳原と比田勝を結ぶ路線バスは距離にして約80kmあり、下道だけを走る路線バスとしては長距離の部類に入ります。
所要時間も2時間を軽く超えるので、乗務員交代を途中の営業所で行っています。
乗務員交代を終えたバスは、再度国道382号を比田勝に向けて走ります。
確か三根湾辺り。
カーブだらけで揺られたため、軽くバス酔いしてました。
アネロン飲んどけばよかった・・・。
国道382号、所々1車線区間があってカーブだらけなので、路線バスの特に後部座席に乗ってるとかなり揺られます。
対馬空港から約2時間で、比田勝に到着。
次来る時はできればバイクかレンタカーがいい・・・。
バスはアネロン飲んどかないとキツイかも。
対馬空港から比田勝まで、普通に乗るとバス運賃が3,000円を越えるのですが、
バス車内で1日乗車券を買うことで、1,040円に抑えることができます。
私は仁位で乗務員が交代するために停車してる時に、運転士から買い求めました。
というか、片道乗車で元を取れるとか価格設定バグってるでしょこれ。
比田勝は韓国人観光客がぱっと見多かったように見えました。
カフェとかもあり、国際ターミナル側がそれなりの人がいたみたいな感じです。
ただ、比田勝にコンビニは1軒もありません。
比田勝港の国際ターミナルからは、釜山に向かう船が出ています。
高速船で釜山まで1時間半ぐらいで着くんだそうです。
私はパスポートを持たないので、国際航路にはまだ乗れないのですが・・・。
パンスター対馬リンクが御船印を発行しているので、興味はあるっちゃあります。
とはいえ、釜山でどう時間を潰せばいいかわからんっていう状態です。
比田勝から博多に向かう航路もありますが、国際ターミナルとは湾を挟んで対岸に位置しています。
私は国内ターミナルに向かって歩きました。
この日は船のダイヤが通常より前倒しになっていたので、比田勝で観光する時間は確保できませんでした。
どの道、韓国展望所とかは車を使わんと厳しい場所にあるんで、
路線バスだけだと対馬観光はほぼできないのが分かったのは収穫だった・・・んですかね。
続きます。