3月後半に4連休を錬成して、東京の銀座で行われていた青ブタ展に行ってきた時の様子とかを。
寝台特急サンライズ出雲乗車記の続きとなります。
乗船記と銘打っていますが、前置きが長めです。
前日夜に岡山駅から乗車した寝台特急サンライズ出雲を、翌朝の東京駅で降りたところからです。
銀座で行われていた青ブタ展へ向かうのですが、朝早すぎてまだ開場前なので、例によって私はおかしな動きをして時間をつぶしています。
寝台特急サンライズ出雲で東京駅に到着後は、途中下車で一度改札を出て、モバイルSuicaで再度入場します。
東京近郊区間を使うためには、長距離乗車券ではダメで、一度改札を出る必要があったのでこうしています。
この手の知識がなければ、改札を出てすぐ入り直すという、奇怪な動きをしているように見えるんでしょうね?
その後は上野東京ラインと埼京線の電車を乗り継いで、
埼玉県の武蔵浦和駅へ移動しました。
この駅で武蔵野線に乗り換えます。
武蔵浦和駅からは、臨時特急鎌倉に乗車します。
特急鎌倉は吉川美南駅と鎌倉駅を結ぶ臨時列車で、元々は「ホリデー快速鎌倉」として運転していたものを、2022年秋頃に特急格上げした列車です。
車両は国鉄特急色なE653系が充当されていました。
7両編成で1号車がグリーン車です。
以前、特急いなほ号でグリーン車に乗った時に、グリーン車の座席の酷さにガッカリした事があるので、ここでは普通車一択でした。
特急鎌倉は武蔵野線を通っていきますが、府中本町駅から鶴見駅までの区間は貨物列車ぐらいしか通らない非営業区間の線路を通っていきます。
府中本町駅から鶴見駅までの途中に旅客駅はありませんが、貨物駅がありました。
長いトンネル区間が続くので、どのあたりを走っているのかが時折わからなくなったり。
終点の鎌倉駅に到着しました。
この後、特急鎌倉の車両は逗子駅へと回送されていきます。
鎌倉駅の壁には、ペットボトルの蓋で作った、横須賀線のE235系電車の絵が展示されていました。
ペットボトルの蓋アート、見ると近づいてなんの蓋が使われてるのか、つい見てしまいます。
鎌倉駅に着いた時点で、雨が降っていました。
豊島屋で鳩サブレーを買ったり。
しれっと鎌倉の豊島屋本店でしか売っていない、限定パッケージを買っています。
ちなみに、他の店舗でも売られてる通常パッケージとは値段が同じになっています。
中には4つ鳩サブレーが入っています。
ここ近年、全国各地で鳩サブレーのような何かのお土産を見かけるようになりましたが、食べ比べしてると最終的に「鳩サブレーしか勝たん!」ってなるんですよね・・・。
ひよ子サブレーだといい勝負なんですけど、個人的には鳩サブレーの方が好きです。
その後は藤沢駅に移動して、泊まるホテルに荷物だけを預けてきました。
このように、ホテルに荷物を予め預けられれば、コインロッカー代を節約できます。
東京駅に戻ってきました。
マクドナルドで飯った後、バスで移動します。
乗車したのは、房総半島の南にある館山行きの高速バス「房総なのはな13号」です。
都市間高速バスではよくある、車内トイレ付きの4列座席の車両です。
東京駅八重洲南口を発車した後は、首都高速を走ってアクアラインを目指します。
何気にゆりかもめ以外では、初めてレインボーブリッジの上層部分を通りました。
レインボーブリッジ、実は下層部に歩道があって徒歩でも渡れるらしいですよ?
そのうち、「レインボーブリッジは・・・歩いて渡るもんだッ!!」ってやってみたいですねぇ。
肝心なアクアラインの海上橋の前のアクアトンネル走行中で寝落ちしてしまい、気付けば館山自動車道を走ってました。
房総なのはな号を館山駅で下車しました。
館山駅にあった横断幕。
2月から3月にかけて、館山と伊豆大島を結ぶジェットフォイルが運航されてるそうですよ?
・・・はい、というわけでここからが本題となります。
館山駅から雨の中を15分ぐらい歩き、渚の駅「たてやま」に辿り着きました。
さかなクンが描かれたマンホールがありました。
渚の駅「たてやま」の中では、さかなクンの展示みたいなのをやっていました。
東海汽船のジェットフォイルが館山に寄港する期間中は、渚の駅「たてやま」の館内にある一室にて、乗船手続きをすることができます。
今回は「海の快得きっぷ」という、館山から東京竹芝までの片道ジェットフォイル乗船券と、館山港の御船印がセットになった企画乗船券を使っています。
海の快得きっぷ利用には、予め電話予約が必要でした。
海の快得きっぷ、お値段は2,900円なので、ジェットフォイル乗船にしては安い方ですね?
本来であれば、渚の駅「たてやま」から延びている館山夕日桟橋に着岸するんだと思われますが、この日は雨が降っていて海も若干波打ってたので、着岸する場所が西側にある港に変更となりました。
場所も離れていたので、港まではバス移動となりました。
伊豆大島からの東海汽船のジェットフォイルが、館山港に入港してきます。
来たのは、「セブンアイランド結」でした。
結と書いて「ゆい」と読みます。
セブンアイランド結は2020年に就航したジェットフォイルで、1995年以降途絶えていた、25年ぶりの新造船のジェットフォイルとなります。
東海汽船のジェットフォイルはいずれも船名が「セブンアイランド〇〇」となっていて、2024年4月現在では
- セブンアイランド愛
- セブンアイランド友
- セブンアイランド大漁
- セブンアイランド結
の4隻が就航していて、東京竹芝桟橋と伊豆諸島を結んでいます。
着岸すると、タラップを人力で繋げます。
伊豆大島からの乗客の下船を待った後に乗船となりました。
船内はこんな感じで、座席がずらっと並んでいます。
窓側席の頭上には、荷物棚が設置されています。
座席間隔は狭めで、LCCの飛行機に乗ってるような感じでした。
バリアフリー席が何ヵ所かあり、そこは座席間隔がかなり広くなっています。
16時10分ぐらいに、館山港を出港しています。
館山港を出港したセブンアイランド結は程なくして浮上して離水し、船体を浮かせて東京湾を高速航行しながら北上していきます。
座席は窓側席に指定されましたが、この日は寒かったのもあってか、窓ガラスが常時曇ってて景色が見えないという状態でした。
1時間もしないうちに、拭いた窓の向こう側にお台場が見えてきます。
館山に行く際に通った、レインボーブリッジの下を潜っていきます。
レインボーブリッジを潜った後で高速航行が終わり、セブンアイランド結は着水します。
東京竹芝桟橋に着岸します。
ジェットフォイルは着水した状態での航行だと、かなり揺れました。
竹芝桟橋では2階にタラップが付けられ、そこからの下船となります。
乗船券はタラップを降りた後に、係員が回収します。
竹芝桟橋に上陸しました。
ターミナルの上部に展望デッキみたいなところがあり、そこから着岸しているセブンアイランド結を眺めていました。
竹芝桟橋のターミナル内にある、SHOP竹芝という売店で御船印が売っています。船に乗らなくても御船印が買えます。
交通系ICカードも使えました。
そこで乗船してきた、セブンアイランド結の御船印を購入しました。
その後、セブンアイランド結は離岸し、どこかへ行きました。
客を乗せてる様子はなかったので、恐らく回送かと。
ちなみに竹芝桟橋、東京湾の北の奥に位置していて、ここからさらに北に行くと隅田川の河口部に出ます。
そちらは水上バスが運行していて、これも乗ってみたいなと思ってます。
竹芝桟橋からは、徒歩で浜松町駅へ向かいます。
竹芝桟橋の目の前には、ゆりかもめの竹芝駅がありますが、新橋までしか行かない上に割高になるので、あまり使うメリットを見い出せなかったりします・・・。
どちらかと言えば、お台場方面に向かう足として使うものでしょうか。
竹芝桟橋から浜松町駅までは地上の歩道を歩いても行けますが、高架の歩道もあるのでそちらを通りました。
途中、前方には高層ビルの隙間から東京タワーが見えました。
浜松町駅からは山手線の電車に乗って有楽町駅へ。
そこから銀座マロニエ通りを通って、松屋銀座で行われていた青ブタ展へ向かいました。
続きます。