娘が映画「マトリックス」を一緒に観てほしいというから、久々に1作目から見直したら、つい最新作まで一気に見てしまった。

 肝心の娘の方は、見始めた1作目の途中で水道管の故障のため夫実家に移動しなければならなくなり、そのまま大学の新学期が始まって実家に留まり、続き観たいのに観られない状態。

 

 

 公開当時、特に1作目は設定と絵面が斬新で度肝を抜かれたけど、今だとちょっと厨二病ぽくも思える。ただその突き抜け加減が半端ないから、今でも十分かっこよく面白い。

 当時、私は2までは観て、でも3を観た記憶はなく、それ以上はピンと来なかったのかも。4は2021年なんて最近に公開してたことすら覚えてない。

 でも今回、続けて観て、え?ストーリーもほぼ破綻なく、映像もそんなに古さを感じないどころか、黒電話とか真っ黒のロングコートとかサングラスとか、今だからこそ逆にいいかも。メッセージ性や世界観の完成度の高さも通して観ると作家性を強く感じ、感動しながら観ました。

 元々、「ブレードランナー」がマイベストだからこれ系は大好物だし、改めて観た後の余韻の残り具合もすごかった。

 

 

 ちなみに娘がマトリックスを最初一人で観られなかった理由は、キアヌ・リーブスの体に繋がれていた管が乳首にも繋がっていて、それが外れるシーンが怖かったかららしい。そこ?!

 けど一旦見始めれば娘もハマり、続き観られないの悔しがるほど。娘のような若い世代にも刺さる作品なんですね。