もう1歳9ヶ月、もう少しで2歳に手が届きそうな息子ですが、最近、本当にいろいろと成長を感じています。

 例えば、この歳にしてもうタイ語と日本語を使い分け。
 抱っこして欲しい時、旦那には「うむ(抱く、の意味)!」、私には「こ(抱っこ)!」と、言います。
 ま、バイリンガルとまでは言えなくて、私にもタイ語で話しかけてくることは多いのですが、肝心なこと、こういう親に要求するようなことはタイ語と日本語をちゃんと使い分けているのが、興味深いです。

 そして何より成長を感じるのは、感情表現がいろいろ豊かになってきた点。
 今日もそれを実感するようなことがありました。

 実は最近、暑くなってきたこともあって午前中のお散歩をしばらくサボっていました。
 本当は少しは涼しい9時前に行ってしまえばよいのですが、ついつい気になる家事のほうを先に始めてしまい。

 今日も庭で遊ぶ程度で家の外には出かけずに午前中を過ごし、お昼ご飯を終え、そろそろ寝かそうかな、という時間になりました。ところが息子がしきりに庭へ出たがるので、ちょっとくらいなら、と息子を外に出し、私は家の中で息子に時々目をやりながら雑用をしていました。

 息子は三輪車を持ち出して、駐車場や芝生の中まで引きずっていったり、三輪車に腰掛けてずりずり後ずさりしたり(まだこげない)、なかなか家の中に戻ろうとしません。
 もしかして三輪車で外へ出たいのかも…、と思ったのですが、そろそろ昼寝させる時間だし、と思い、
 「こっちおいで、お昼寝しよう~。本、読んであげるよ」
と声をかけたのですが、息子は首をぶんぶん振って拒否。
 ま、気のすむまでさせとくか、とまたしばらくほっておいたのですが、向かいの人もそんな息子が気になったらしく、息子に声をかけながらうちの前までやってきました。

 息子はお向かいさんとしばらくは門をはさんで遊んでいたのですが、そのうち外に出たくなったらしく門を開けようとし始めました。
 それを見て私が一声、「門をあけちゃ駄目~」と言ったところ。

 息子が目を閉じて、口を尖らし、頬を膨らませて、ひくひくひく…、声を上げて泣くわけでもなく、ただそうやって、まるでいじけているみたいに泣き始めました。
 お向かいさんが慌てて、「ママは怒ったわけじゃないんだよ~。○○(息子の名前)はいい子だよ~」と息子に声をかけ、
 私も、「そうだよ~、そろそろお昼寝しないといけないからね~」と、
二人してなんとか息子を慰めようとしたのですが、息子はずっと同じ調子でひくひくひく…。

 そんな風に声をかけながらも、私は、初めて目にする息子のそんな態度が可哀想なんだけどおかしくてたまらなくなり。
 お向かいさんも、息子を見つめて困ったような笑みを浮かべていました。

 結局息子はお向かいさんに抱っこされ、お向かいのお家へしばらく遊びに連れて行ってもらうことに。
 1時になる前に連れて帰ってきてくれましたが、息子はまだ、私を見てふくれっ面。

 やっぱり、「お散歩に行きたかったのに、ず~っとお散歩に行ってなかったから行きたかったのに、ママ、連れてってくれなかった…」なんて思って、怒っていたのかな。
 ごめんよ、息子~。