皆様、ご自身のお家で漏水になったことはありますか?

漏水になって一番最初に気づくのは「水道料金が高くなった」が一番です。

 

その後、お庭や玄関横にある水道メーターのパイロット(小さな回転部品)が、

家中の蛇口を閉めても回り続けているか確認するのが最も確実な方法です。

 

その他、蛇口や配管の継ぎ目からの水滴、

床や壁のシミや湿り気(特に水回り周辺)、トイレタンクからのチョロチョロ音、

不自然な水たまりなどのサインを見逃さないようにしましょう。

 

●漏水に気づく主なポイント

水道メーターの確認(最も重要):

家中の蛇口(シャワー、洗濯機含む)をすべて閉める。

メーターボックスを開け、真ん中の小さな「パイロット」が回っていないか確認する。

水を止めてしばらく(10分程度)経っても回り続けていれば漏水確定。

 

●水道料金の確認

普段より水道料金が大幅に高額になっていないか。

 

●目視できるサイン(家の中)

蛇口やシャワーの根元、吐水口からポタポタ水が垂れる。

シンク下や洗面台下の収納内に水たまりや濡れている場所がある。

トイレのタンクから便器へ「チョロチョロ」と水が流れ続けている(タンク内での漏水)。

壁紙が浮いている、床がブヨブヨ・湿っている(特に壁や床のシミ)。

 

●音の変化

壁や床の近くから「シャー」や「チョロチョロ」という水の流れる音が聞こえる。

屋外のサイン:

雨が降っていないのに庭や基礎周りが濡れている、マンホールから水が流れている。

漏水かもと思ったら

まずは家全体の止水栓を閉めてメーターが止まるか確認し、漏水箇所を絞り込む。

目視できない場所(床下・壁内など)の漏水は、専門業者への依頼が必要です。専門業者は専用の機器(サーモグラフィなど)で特定します。

これらのサインに気づいたら、放置せずに早めに調査・修理を依頼することが大切です。

 

●漏水を発見したら!

漏水を発見したら、まずはどこから漏れているかを確認し、

水道メーターから建物内(給水管・排水管・蛇口・トイレなど)なら

指定業者へ連絡(費用自己負担)、道路側(メーターより手前)なら

水道局(県営水道や市町村の担当課)へ連絡(多くは費用負担なし)が基本です。

 

 

●場所によって異なる対応を!

・集合住宅・賃貸:管理会社や大家さんに相談。

・公道(道路側):

県営水道または市町村の水道担当課へ連絡(県営水道の管轄なら最寄りの営業所へ)。

多くは水道局負担で修理できます。

・緊急時・どこか不明な場合

水道局や指定業者に連絡し相談。

 

●修理費用の相場(目安)

蛇口(パッキン交換など):1万円前後

トイレ・キッチン(簡単な修理):2~3万円程度

給水管・排水管(目視できる範囲):1万~5万円程度

地中(埋設管)の漏水調査・修理:3万~5万円以上

 

●修理を依頼する際のポイント

相見積もり:複数の業者から見積もりを取ると安心。

出張費・夜間料金:無料対応の業者もいますが、事前に確認。

損害保険:加入済みの業者を選ぶと万が一の時に安心な場合も。

本体交換:蛇口は10年程度で本体交換が推奨されることも。

 

まずは落ち着いて、漏水箇所を特定し、適切な窓口に連絡することが大切です。

 

●水道業者の見極め方

参考にして欲しいのですが、よくある「漏水5,000~」など

あのような広告費をかけているフランチャイズの水道屋さんは

基本料金が5,000でその後オプションが追加されていき最終的に10万を超えるなど

聞いたことがあります。

 

そのため、指定工事店の許可を得ている企業を探すことが大切です。

各市町村の水道局ホームページに記載ある一覧から選別するようにしましょう!