ランタントレッキングの思い出を書き綴ってきたが、あの時の興奮がなかなか消えない。むしろ、次はいつ行けるかどうかわからず、私の中で「ネパールへ行きたい」という思いは増すばかり・・・。そんな日々をどうやって過ごしているかというと、「次、ネパールに行った時、どこにトレッキングに行こうかなぁ???」と妄想するのである。


次行った時、どこに行こうか。まぁ、エベレスト地域かアンナプルナ地域だろうけど。でも、マナスル地域も外国人に開放されるという噂もあるから、楽しみは増えるばかりだ。


エベレスト地域なら、カラパタールかなぁ。でも、ゴーキョも良いよね~。どうせなら、エベレスト・チョラパストレッキングに行っちゃおうかなぁ。


アンナプルナだったら、アンナプルナベースキャンプかなぁ。アンナプルナ一周はちょっと体力的にきついかもなぁ。ジョムソン・ムクティナートも良さそうだよねぇ。考えていると、ニヤニヤしちゃう。


あと、今度はチトワンにも行ってみたいな。象の背中に乗って、ジャングルサファリ。ネパールにもジャングルなんてあるんだねぇ。ビックリしたよ!!!山の国というイメージだから、ジャングルなんて信じられない!!!でもチトワンは世界遺産にも登録されているくらいの野生動物がいっぱいいるんだって。次回は、チトワンとアンプルナベースキャンプトレッキングが良いかなぁ。


カトマンズからポカラへ行ってトレッキング。その後、チトワンでジャングルサファリ。最高のネパール旅行プラン!!!よし!今からお金を貯めて、体力づくりに励もうかなぁ。

キャンジン・ゴンパまでトレッキングして、キャンジン・リに登り、ヒマラヤの絶景を堪能したあとは、もう戻るだけ・・・。いつまでもヒマラヤを見ているわけにもいかないし・・・。


でもここまでハードな(私にとったら)トレッキングをしてきたのに、もう下っちゃうのはもったいない気分でいっぱいだよ。でも日本での生活も待ってるから、「ヒマラヤさん、さようなら」。本当に名残惜しくて、何回も後ろを振り返りながら山を下った。だって、この景色を見に、高いお金を払って日本から来たんだから!!!次はいつまたネパール旅行に来れるかわからないし。寂しいなぁ・・・。


下りは特に息切れすることもないし、来た道を戻るだけだから、体力的にはとっても楽。ただ、疲れも溜まってきているせいか、転びやすいんだよね。何回もつまづいたり、転びそうになったりした!!!恥ずかしい・・・。帰りは、キャンジン・ゴンパからラマホテルまで一気に下る。登りより下りの方が足腰に負担がかかるんだよね。ラマホテルについたころには、脚が痛くなっちゃったよ。


ラマホテルまでついたら、もうヒマラヤは見えない・・・。寂しいよぉ。ラマホテルで1泊した後は、シャブルベシまで下る。そして、翌日にまたあのおんぼろバスでカトマンズに戻りました。今度は、バスも立ち往生せず、無事カトマンズに到着。


一日だけカトマンズ(ダルバール広場、スワヤンブナート、パシュパティナート、ボダナート、パタン、バクタプル)の観光をして、日本へ戻りました。



次はいつネパールに来れるかなぁ?ネパールって正直あんまり清潔な国ではないけど、でも私は好き!ネパール人は温かい人が多いと思う。特に山で暮らす人たち。ランタンは最高だったなぁ~。雨季には高山植物がキレイなんだって。でも、ヒルもいるらしいから私は遠慮したい。次来る時は、エベレスト方面に行きたいなぁ。カラパタールとエベレストベースキャンプに行くコース。そのためには、もっと体力つけないと!!!


そうそう、ネパールに行くには、まず情報収集が必要だよ。このネパールの日常&旅行情報 っていうブログは、なかなか面白いから、毎日チェックしてるんだ♪そのほかにも、ネパールのブログはいっぱいあるから探してみてね。


ネパール&ヒマラヤトレッキング大好き!!!

感動のキャンジン・ゴンパの後は、私の大好きな乳製品三昧!!!やっぱり旅行の楽しみの1つは食だよね!


乳製品といっても、牛のミルクじゃなくてヤクのミルクなの。キャンジン・ゴンパには、ヤクがいっぱいいて、そのミルクを使って、チーズやヨーグルト、バターを作ってるんだよ。キャンジン・ゴンパとランタンにはチーズファクトリーがあって、ここで作ったチーズはカトマンズに運ばれていくんだって。ネパール特産、ヤクの乳製品!


まず、キャンジンゴンパのチーズ・ファクトリーでチーズを購入。ハイジとかに出てくるような、丸くて大きい塊りのチーズから、切り分けてもらって、その重さで値段が決まるの。私は700グラム購入して、確か350円くらいだった気がする。(記憶があいまい・°・(ノД`)・°・)。そのままでも食べれるし、加熱すれば溶けるからグラタンとかにも使えるよ。とりあえず、ちょっとカットしてもらって、ロッジでムシャムシャ。ちょっと普通のプロセスチーズよりも癖はあるけど、全然食べやすいし美味しい。癖って言っても、臭かったりするわけじゃないからね。


あとは、ヤクのミルクを使った手作りヨーグルト。まったりしてて美味しかったよ。さらにヤクのバターもチベタンブレッドと一緒に食べてみた。これは、ちょっとスモークされたような香りがしたけど、美味しかったよ~。


ネパールの特産物って何?って思う。ネパール料理は「ダルバート」だけど、ネパールじゃないと食べられないものってなかなかないと思うんだよね。日本では、日本全国に特産物があって、旅行すればその特産物を美味しく食べるけど、ネパールはそういう感じじゃないし。でも、旅行の楽しみの1つは「食」だし。そんな中で見つけたのが、「ヤクの乳製品」なんだ!ネパールならでは!ネパールの特産品だよね。カトマンズでもヤクチーズは売っているから、ネパール旅行のときは、食べてみることをオススメするよ~(・ω・)/


あとは、チベタンブレッドね。その名のとおり、チベット風のパンなんだけど、生地から手作りだし、できたてだから美味しいよ。ランタンのチベタンブレッドは、焼いたもの。素朴な味で、朝ごはんにぴったり。アンナプルナとエベレストの地域は、揚げたものなんだって。ガイドさんは、揚げたチベタンブレッドのほうが好きって言ってた。私は、焼いてあるチベタンブレッドも十分美味しいと思ったけど、ガイドさんにそう言われるとぜひとも揚げたものを食べたくなってしまった。次回、またネパール旅行に来て違う場所にトレッキングに行ったら、絶対に食べてやる!!!


ランタン村からキャンジン・ゴンパにトレッキングした日、午前11時にはキャンジン・ゴンパに着いてしまった。じゃあ、その日はそれから何をしたのか???



キャンジン・リ(4550m)に登りました~!!!


キャンジン・リとはキャンジン・ゴンパ近くにある山。キャンジン・ゴンパから往復3~4時間あれば登れるってガイドさんが言うから、挑戦してみた!!!登りは本当に辛くて辛くて、もう酸素不足で倒れるかと思うくらい。さすがに4000mを超えると、酸素の薄さが身にしみてわかるわ。まぁずっと登りで、日本の平地でも息切れしちゃうような傾斜だったんだけどさ。


でも本当に辛かったから、頂上に着いたの感動はもう!!!タルチョが風にはためいてて、もう絶景!!!

私の視界全部がヒマラヤ!!!

なんて贅沢な一時なのだろうと感動してしまった。ずーっと見ていたいけど、寒い!!!頂上は遮るものが何もないから、風が異常に強くて、本当に寒い。ダウンジャケットにニット帽、手袋、マフラーなど完全防備で登ったけど、それでも寒い。さすがに1月の4500m地点は、異常な寒さだった(ノω・、)。でも、その分空気が澄んでいるから、本当にキレイに見えた。


キャンジン・リからの下りは、息切れもなくサクサク降りれる。でも、やっぱり足元が滑るから何回か転んじゃった(/ω\)往復3時間で無事、キャンジン・ゴンパに到着。なんか絶景過ぎて、自分の想像をはるかに超えるヒマラヤの景色に、フワフワした感じになっていた。なんか、こんなにすごいヒマラヤの絶景を見ると、今までの辛いトレッキングのこと忘れちゃうね!

ランタントレッキング4日目。今日は、とうとうランタン谷最奥の村キャンジン・ゴンパへ向かう。


この日は、いつもより少し遅めにトレッキング開始。なぜならランタン村からキャンジン・ゴンパまでは2時間の道のりで近いから。また荒涼とした平原をゆっくりゆっくり歩いていく。3500mを過ぎているのに、特に酸素が薄いとかは感じないし、高山病の症状も特に無くて、嬉しくなる。私、結構ネパールトレッキング向きの身体してるじゃん!って。


ランタン村を過ぎると、あちらこちらにヤクが放牧されているのを見る。3~4匹で日向ぼっこしながら、草をムシャムシャ。ゆったりとした時間が流れている。まさにネパール&ヒマラヤの奥地って感じだよね。


この日は、天気が良くてずっと右にも左にも前にもヒマラヤ山脈が見えていた。どれだけ見てても飽きることはないなぁ。本当にキレイ。神々しいといったら、大げさかな。いや、やっぱり神々しく感じる。


本当に2時間でキャンジン・ゴンパ(3800m)に到着。ランタン村よりは小さいけど、ロッジが何軒もあって、思ったよりも大きな村。そして、本当にヒマラヤ山脈が近い。ランタン村なんかよりもずっと近くに感じる。キャンジン・ゴンパとヒマラヤ山脈がつながっている。これは凄い!!!


日本からこれを見に来たんだなぁ~って、これが見たくて、この景色が見たくてはるばる日本からネパールに来たんだなぁ。そして、カトマンズから4日かけてここに来たんだ。ここまでの道のりは長くて、私にとっては辛かったけど、でも来て良かった!!!本当に大満足!!!


このブログのランタン地域の説明 に書いてあったとおり。


キャンジン・ゴンパの人は、毎日毎日このヒマラヤの景色を見てるんだと思うと、うらやましくなる。でも、ふと我にかえると、でも私には無理だ~!!!って気づく。うらやましいけど、ここに住むのは無理だ~。だって、ネパールに住むってこと、そしてネパールの中でも奥地にあるここに住むのは、ごめんなさい無理です。それに、当たり前になっちゃったほうがもったいない気がする。苦労してみるから、ヒマラヤの価値も上がるのであって、いつもすぐそこにあるなら、それが普通になっちゃうもんね。


私は海育ちだから、海があるのが普通。でも、ネパールの人は海を見たら感動するんだろうなぁ。