ランタントレッキング4日目。今日は、とうとうランタン谷最奥の村キャンジン・ゴンパへ向かう。


この日は、いつもより少し遅めにトレッキング開始。なぜならランタン村からキャンジン・ゴンパまでは2時間の道のりで近いから。また荒涼とした平原をゆっくりゆっくり歩いていく。3500mを過ぎているのに、特に酸素が薄いとかは感じないし、高山病の症状も特に無くて、嬉しくなる。私、結構ネパールトレッキング向きの身体してるじゃん!って。


ランタン村を過ぎると、あちらこちらにヤクが放牧されているのを見る。3~4匹で日向ぼっこしながら、草をムシャムシャ。ゆったりとした時間が流れている。まさにネパール&ヒマラヤの奥地って感じだよね。


この日は、天気が良くてずっと右にも左にも前にもヒマラヤ山脈が見えていた。どれだけ見てても飽きることはないなぁ。本当にキレイ。神々しいといったら、大げさかな。いや、やっぱり神々しく感じる。


本当に2時間でキャンジン・ゴンパ(3800m)に到着。ランタン村よりは小さいけど、ロッジが何軒もあって、思ったよりも大きな村。そして、本当にヒマラヤ山脈が近い。ランタン村なんかよりもずっと近くに感じる。キャンジン・ゴンパとヒマラヤ山脈がつながっている。これは凄い!!!


日本からこれを見に来たんだなぁ~って、これが見たくて、この景色が見たくてはるばる日本からネパールに来たんだなぁ。そして、カトマンズから4日かけてここに来たんだ。ここまでの道のりは長くて、私にとっては辛かったけど、でも来て良かった!!!本当に大満足!!!


このブログのランタン地域の説明 に書いてあったとおり。


キャンジン・ゴンパの人は、毎日毎日このヒマラヤの景色を見てるんだと思うと、うらやましくなる。でも、ふと我にかえると、でも私には無理だ~!!!って気づく。うらやましいけど、ここに住むのは無理だ~。だって、ネパールに住むってこと、そしてネパールの中でも奥地にあるここに住むのは、ごめんなさい無理です。それに、当たり前になっちゃったほうがもったいない気がする。苦労してみるから、ヒマラヤの価値も上がるのであって、いつもすぐそこにあるなら、それが普通になっちゃうもんね。


私は海育ちだから、海があるのが普通。でも、ネパールの人は海を見たら感動するんだろうなぁ。