今日の作業中



巡回に来ていた人に話を聞きました。



我々が想像していたよりもはるかに悲惨でした。




津波が人を巻き込むところを直接高台から見たそうで


助けたくても助けられない自分が悔しかったそうです。



被災から一週間もすると



悪臭がしてきて気持ち悪かったそうです。




悪臭の元は



瓦礫・家畜の死骸・人の死体・人糞の流出など様々で


とてもマスク無しでは近寄れなかったそうです。




実際、我々が作業していて悪臭がしていました。



衛生状態も良くないでしょう。



食事も喉を通らず、水で流し込んだくらいです。



これから暑くなり、もし家畜の死骸や捜し当てられていない人の死体の腐敗が進んだら…



そう考えると胸が詰まる思いでした。



今、被災地では物資はなんとか足りているそうですが


一部地域では、届いてはいるものの必要な医薬品が届かないという話です。



特に婦人科の薬は絶対必要だそうです。



医薬品を常に豊富に備える体制は急務だと思いました。



これから疫病防止のために薬剤散布もしなければならないでしょう。


その薬剤を政府は準備できているのでしょうか?




つづく…