まだ年を越した感じがしない。

年の瀬を除き、明後日が去年の10月からの初めてのちゃんとした休みとなる。
嬉しい悲鳴と言えばいいのかもしれないが、
毎月財布はからっけつだ。
頭の中もからっけつ。

ランニングハイみたいな感じ。

そんなんなので、
あまりにも長い労働を終え、明日の別現場がビックサイトなのをいいことに、

今夜は大江戸温泉物語へ参る。

きっと混んでいるだろう。
でも、1時に帰宅して朝5時起床は、今の僕には過酷だ。


3日後にはマレーシア行きの飛行機の中だ。

帰ってきたら、勝負な現場が待っている。

まったくまったく、だ。

年齢的にも伸び盛り。
いつまでできるかわからないこの仕事を有り難くこなしていこう。
本日、東京千秋楽。

何度もいくつも芝居や舞台に関わってきたのに、
ほんの少しだけ永遠と思い込みたかった期間が終わります。

身体も心もボロボロ。

それだけ作品を愛したんだと、我ながらの性格上思います。

全てを手放しで最高とは思わないが、
稽古場の過ごした時間の輝きや、いとおしさは本当に、僕の心に残りました。

しかしまぁ、奴隷のような行程。

僕はこれから東京で寝ますが明日の夕方は幕を開けなくてはならない。

トラックが雪で着くかどうかもかなり心配。


今日はかなり久しぶりの(20歳にもなってない頃に出会った舞台監督)にも出会い、鬼に金棒な先輩達のおかげで1日が終わりました。

一期一会。

明日も頑張ります!
先日、韓国から来た演出家が帰りました。

彼女は、最後の最後までダメ出しを続け、作品に対して熱心になればなるほど、
その為に時間を浪費し、スタッフが演出家の要求に応える事が難しくなる事を懸念した、僕の辟易した顔も見ただろうに、

演出家の彼女はしっかりと自分の意志を通そうとし、僕は、「何言ってんだよ、バカヤロウ!てめえの都合でやってんじゃねぇ!」と思いながら、なんとか幕が上がりました。

とはいえ、彼女はキャストやスタッフの皆と笑顔で関係を作り出し、
譲らないところは譲らない。
本当にバカヤロウな演出家でした。

稽古場ではスタッフの作業も同時進行だったので、
内面を掘り起こす作業の稽古の長さにいい加減頭きて、僕に文句を言われたり、(演出助手が)

兎角にいろいろな我が都合以外の対外的なものと戦う時間がたくさんたくさんありました。

本当に大変でしたが、
彼女と仕事できて良かったと思います。


あまり話もしなかったし、
この野郎と思う事の方が多かったけれど、
お互い、真摯に作品作りに向き合った時間ではありました。

自分の力不足など小さな事で、決断や思いの錯綜する錯乱した稽古場で作られた作品となりました。

小劇場的な毛色の作品を無理やり商業的毛色を塗りたくった制作に対し、デリカシーの重要さを説教と拳骨をくらわしたい気持ちでいっぱいではありますが(笑)
がしかし、
演出家が去った今日、
演出家から受け渡されたものを、
至極個人的な想いにまで落とし込みながら、
共演者にも理解してもらえないであろう孤独なクリエイティブな戦いをしているキャストがいる現実を目の当たりにしていると、

涙が止まらなくなる気持ちになります。

短気でありますが、思うより先に、我が身が動く事がそれを実証し、
「この作品を守りたい。」と肌で感じています。

残念ながら、今回の作品は韓国の演出家がまた再び日本の稽古場に現れないかぎり、
同じ作名であろうと大きく変容していく事でしょう。

演出家のニュアンスを伝えて再構築できる人間がどれだけいるか?

僕には疑問ばかりが残ります。


今更遅いかもしれないが、あがいてあがいて、作品を上演してます。


今しか見れません。

お時間よければ見て下さい。

ご連絡は僕に。