ジョジョの奇妙な冒険感想です。
・第一部第七話 うけ継ぐ者
ツェペリはその師、トンペティから死の預言を受けていた。
「鎖につながれた獅子を解き放つため残酷な死を迎える」。
もしも波紋の修行を止めればこの死の運命から逃れることができる。
しかしツェペリは己の生きざまを貫くため波紋を学ぶことを決意する。
そして現在、鎖に繋がれたジョナサンを救うためツェペリはタルカスに挑もうとしていた。
華麗な動きでタルカスの攻撃をかわすツェペリ。しかしタルカスは自分を繋ぐ鎖を利用してツェペリをとらえる。
そしてタルカスが力を入れた次の瞬間、ジョナサンは首の骨を折られ、ツェペリは…
<今回この台詞>
”我が究極の奥義!ジョジョに捧げる!
ジョジョ!継いでくれ!ワシの意思を!
究極深仙脈疾走(ディーパスオーバードライブ)!!!”byウィル・アントニオ・ツェペリ
<ポイント>
・涙なしでは見られない、ツェペリのおっさんの最期。
・涙なしでは見られない、ジョナサンvsタルカス。
・運命を受け入れ、覚悟し、満足できる人は幸せである。ただし強要してはいけない。
・ツェペリさんは既婚者。ここ重要。
・久々のディオ登場。相変わらずのスタイリッシュっぷり。
・ツェペリの凄い殺され方、赤ちゃんとお母さんの下りをカットしなかったスタッフ半端ねぇ。
・今日のDVD宣伝はついに主人公ジョナサン。
<ジョジョの奇妙なキャラ名鑑>
№7&8
黒騎士ブラフォード(上)
”この痛みこそ生の証…
この痛みあればこそ歓びも感じることができる…これが人間か。”
演:津田健次郎
得意技:死髪舞剣(ダンス・マカブヘアー)
性格:ゾンビでありながらも最後まで騎士としての誇りを持ち続けたナイスガイ。
最期:ジョナサンの山吹色波紋疾走(サンライトイエロー・オーバードライブ)ラッシュを受け体が崩れていき、奇妙な安らぎを感じながら再起不能(リタイア)。
占い:死んでから300年後、幸せの中で再び死ねるでしょう。
タルカス(下)
”どいつもこいつもズタボロの皆殺しにしてくれるゥ!!”
演:稲田徹
得意技:天地来蛇殺(ヘルヘブンスネーキル)
性格:生前はともかくゾンビ化後はド外道。
最期:ツェペリの奥義を受け継いだジョナサンによって骨一つ残されずに再起不能(リタイア)。
占い:死んでから300年後、やっぱりロクな死に方できないでしょう。
英国人なら誰でも知ってる、かつてメアリー・スチュアートに仕えていたという伝説の騎士。
ブラフォードは長髪のイケメンでタルカスは怪力無双の巨漢だった。
しかしエリザベス女王にメアリーを人質に取られ、自首すれば命だけは助けてやると言われて言うとおりにしたが、実際はメアリーは既に殺されておりそのまま二人は人間への恨みを心に刻んだまま処刑された。
ディオはそんな二人をゾンビとして蘇らせ、自分の配下に置いた。
ブラフォードは自分の髪の毛(意外!それは髪の毛!)をまるで手のように操ることができ、それで剣を持って相手を攻撃する。ゾンビ化後は髪の毛から血を吸うことまでできるようになった。
タルカスはその巨漢から繰り出す怪力で相手を粉砕する。双首竜の間での「チェーン首輪デスマッチ」は彼の一番得意な訓練だったらしい。
ブラフォードはたとえゾンビ化した後も騎士の精神を持ち続けていた。そのためジョナサンとの戦いはあくまで正々堂々に拘っており、戦いの最後ではジョナサンの波紋によって人間の心を取り戻した。そしてメアリーから賜った剣に刻まれた言葉「LUCK(幸運をッ)」とそれに自らの血で一文字加えた「PLUCK(勇気をッ)」の言葉をジョナサンに託し安らかな表情を浮かべながら消滅した。
一方のタルカスは騎士よりも殺戮のエリートを目指していたため、ディオに心の底まで売り渡していた。そのため親友ブラフォードの甲冑を破壊し、さらに彼を侮辱するような言葉を投げかけた。
双首竜の間でジョナサンを助けようとしたツェペリを惨殺。しかしツェペリの意思と奥義を受け継いだジョナサンによって消滅させられた。
ちなみにタルカスはもともとデカかったし、ブラフォードはもともと髪の毛を自由に操れた。色んな意味で凄い人達だったのである。
<一言>
そしてツェペリの魂はその息子と孫とニョホホに受け継がれるのである。
あと、以下のジョジョの奇妙な人物名鑑を修正しました。
ジョナサン・ジョースター→http://ameblo.jp/himajinz/entry-11377968696.html