DebianDogの蘇生、禁断の移植オペが今始まる! | ウィンドウズにおさらばした文系高齢者

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XPサポート終了を機にLinuxを始めましたが、最近は記事内容がまったく違う方向へ。

以前の記事でDebianDogについて、「万一に備えchangesフォルダ(使い始めからの差分)を退避しておけば、壊れた場合に移植で復活できる」と書きましたが、あれは単なる推測で書き飛ばしただけでした、誠に無責任ですいません。そこで今回はまじめにこの件を検証してみることにしました。移植手術でドッグは見事蘇生するものでしょうか?

それでは、ドッグが緊急の不具合で起動不能に陥ったと想定し、外部OSからメスを入れ、まずドッグの癌化したと思われるchangesフォルダを切除し、次にUSBに退避させてあった正常なchangesフォルダを移植します。
cha2

これで無事蘇生するはず・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






















だめだ~!
xauth : timeout in locking authority file /home/puppy/.Xauthority
xauth : timeout in locking authority file /home/puppy/.Xauthority
xauth : timeout in locking authority file /home/puppy/.Xauthority・・・・・・・・・

この警告について調べてみたところ、コマンドによる対処法があったので試してみましたがだめでした。しかたないのでhomeフォルダを全部削除してみたら再起動には成功、しかし個人データ部分が飛んでしまったのでデスクトップはこんな具合です。
desktop

しかし待てよ、再起動できたということは、今homeに生成されている.Xauthorityは有効なわけだから・・・・、その.XauthorityをUSBに逆移植して、
gyaku

改めてpuppyフォルダを上書きしてやれば・・・・
modosu

























再移植オペ成功!!!(カレンダー壁紙除く)
haikei
































と思いきや、予期せぬ問題発生、ブラウザその1がエラー!
iwe

端末、エラー!
te

ブラウザその2、無言。
mugon


ブラウザは再インストールしても直りませんでした。手術は失敗です。

というわけで正しい移植手術の手順は、homeフォルダを削除した退避ファイルを移植し、その後デスクトップのアイコンの整理や壁紙の貼り替えをする、でした。少々手間がかかりますが、ログイン設定やらアプリの取捨選択などは生きているのでいざという時にはまあ役に立ちます。
shk

●うちの2台のスペックと現在のOS  
○ノート:12年選手、光学ドライブはDVD側が故障、Linuxとの相性最悪、nVidiaの東芝コスミオE10/1KCDE(2014年1月、6400円で中古購入、Made In China):pae非対応
(CeleronM・330,memory768MB,HDD80GB{残存寿命90});
このメモリ以上なら最強Konalinux-2.3-light;Mozcの不具合
解消Tahrpup6.0.5;Konaに迫る速さSlacko6.3.0;DebianDog日本語フルーガル最強版
○デスクトップ:8年選手、またしてもLinuxとの相性悪し、hpのdc5800(2015年3月、3500円で中古購入、Made In Tokyo):pae対応
(Core2Duo・E7300,memory2GB,HDD150GB{残存寿命49})Konalinux-3.0-lite;wattOS-R9;antiX-15