Kona vs Mint、Cinnamon対決! | ウィンドウズにおさらばした文系高齢者

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XPサポート終了を機にLinuxを始めましたが、最近は記事内容がまったく違う方向へ。

当ブログのイチオシはKonaLinuxですが、推していながらlightとblackくらいしか使ったことがなかったので、今年はいろいろあるフレーバーをどんどん試し、がんばってKona盛り上げ記事を書いて行きたいと思います。

まずはうちのdc5800でKonalinux-3.0-Cinnamon-64を使ってみました。Cinnamonと言えばMintが有名ですので、せっかくですからLinuxMint-17.3-Rosa-Cinnamon-64とで2つのCinnamonを使い比べてみることにしましょう。

インストールでは、KonaのGpartedを使う場面が初心者には難所、Mintはおまかせで行けるところが初心者向けです。インストール時間はKonaが17分、Mintが28分、Mintは多言語対応の分おまかせパーティションだとリサイズに時間がかかるため遅いようです。

デスクトップとメニューです。
konadesktop

mintdesktop

konamenu

mintmenu

まあ、同じデスクトップ環境なので背景以外ほとんど変わりません。使い勝手も当然ながらほとんど同じ、ただしご存知の方も多いでしょうが、Mintはいまだに日本語入力化が必要なのが難点ですね。コマンド入力させるとは初心者には厳しい。
mintnihongoka

その点、Konaは最初からfcitx-mozc入りで何の手間もいりません、コナシナモン素晴らしい!!!























・・・・・・・ええ、実は最新版のMintでは上記のようにコマンドを打つ必要などなく、「入力メソッド」で必要なものをインストールして設定再起動すればfcitx-mozcが簡単にOK、とずいぶん楽になっていやがりました、ちぇっ。

さて、シナモンというのはとにかく機能が多いのが売りらしく、Konaの方はあれこれいじっててんこ盛りにしてみました。Iceweaselがもはや、どっからでもかかってこいや状態です。こんなに機能いらんがな。

saishu


また、今回初めて知った機能としてホットコーナーというのがありまして、隅を触ると画面が分割されるという優れものです。おちおち隅も触ってられません。

konahot

mintohotcorner

あともうひとつ相違点として、ブラウザがKonaは最初から日本語Iceweaselなのに対しMintは最初は中途半端日本語Firefoxであるところでしょうか。このFirefox、曲者です、アップデートで日本語最新版になるものの、バーの検索エンジンにグーグルがありません!調べてみると、「検索エンジンの追加」から嫌がらせのように小さなグーグルアイコンをクリックして追加する作業が必要でした。

engine

tuika


測定数値的にもほぼ同じで、かすかにKonaの方が勝っているかな程度です、体感的にはまったく変わりません。
konalx

mintlxtask

konablow

mintblowfish

というわけで今回の日本版シナモン対決、僅差ながらKonaの勝利、・・・・・・・・・





あら?
toumei


それでは、私はこのへんでコスミオのコナライトに帰らせていただきます、さいなら。


●うちの2台のスペックと現在のOS  
○ノート:12年選手、マルチドライブ健在もLinuxとの相性最悪、nVidiaの東芝コスミオE10/1KCDE(2014年1月、6400円で中古購入、Made In China):pae非対応
(CeleronM・330,memory768MB,HDD80GB{残存寿命91});
このメモリ以上なら最強Konalinux-2.3-light;Mozcの不具合解消Tahrpup6.0.5;Konaに迫る速さSlacko6.3.0
○デスクトップ:7年選手、またしてもLinuxとの相性悪し、hpのdc5800(2015年3月、3500円で中古購入、Made In Tokyo):pae対応
(Core2Duo・E7300,memory2GB,HDD150GB{残存寿命50});速くておしゃれなKonalinux-3.0-light :とっても親切linuxBean14.04