2023年12月10日 日曜日
長年の草履生活も定まり、草履ナシの生活は考えられないほど、体の一部。
神奈川県在住の頃に、長男が通う支援学校の先生の薦めで、
「草履履きなさーい。草履!草履がいいわよ~」
と、先生ご自身は、外出先でも下駄を履いていました。
学校近くの自然食品店で草履を扱っていたので、
息子の送迎ついでに寄ってみたら、あった!ミサトっ子草履。
この草履がよろしいらしい。
草履の選び方は、踵が1センチ出た状態で履くのがベスト。
足より小さめを選ぶこと。
鼻緒がキツくても、履いているうちに馴染む。
と、店でいろいろ教わり、
その日からわたしの草履生活が始まりました。
初めは鼻緒を挟む指の間が痛くて我慢して履いていたけれど、
だんだんと馴染み、自分の足に合うようになります。
草履が、合わせてくれます。
擦りきれるくらい履いたら、
ミサトっ子草履を買いかえ、履きつづけてきました。
草履に慣れると、室内スリッパは履けません。
歩き方が違ってくるし、何より気持ちが違います。
大袈裟じゃなくて、わたしの生活が狂ってしまうのです。
それくらい草履は、生活の基本。
ところが最近になって、
ミサトっ子草履とわたしの足が合わなくなりました。
歩くと足の裏が痛くてストレスを感じます。
どうしてかなぁ、病気かなぁ?
と、草履と体からメッセージを受け取ろうとするけれど、
さっぱりわかりません。
ミサトっ子草履から足が離れたがるのです。
さ迷い、調べていたら、やまとっ子草履を見つけました。
ミサトっ子は、草履の裏が平ら。
やまとっ子は、幅が広くて踵に少し高さがあります。
さっそく、やまとっ子草履を買い、生活してみました。
踵が高い分、今までと重心が変わります。
初めは、姿勢が安定しなかったけれど、
わたしの方が草履に合わせようと努力してみました。
何日か履いてみたけれど、足の裏が痛くなることはありません。
しばらく、このままで生活してみようとおもいます。
やまとっ子草履の踵は2センチ位の高さ。