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相変わらずのミニカーのお時間ということで、ロンドン
市内に目を向けてみると、タイトル通りの2台の六輪車
がやって来ました、例によって振り返ってもらいます。
まずは、京商のティレル・P34になります。六輪車と言え
ば、これですよねということで、絶対に欲しかった一台で
した。
ティレル・P34は、個性的なマシン揃いの70年代F1の
中でも、異彩を放つ一台と言えますが、手に取ってみると
前輪と後輪の大きさがこんなに違う物かと感じますね。
何でも前輪タイヤの空気抵抗を減らすことで、最高速の向
上の狙ったものでしたが、実際にはそれほどの効果は見ら
れなかったようです。その代わりに、前輪の接地面積が広
がったことで、コントロールしやすくなり、76年シーズ
ンは安定した成績を残しました。
残念ながら、様々な事情により、六輪車時代とはなりませ
んでしたが、それだけに伝説の一台と言えるでしょう。
続いての六輪車は、トミカのパンサー6になります。個人
的には衝撃的な一台で、一目見て気に入ってしまいました。
マイコレクション初の「青箱」です。
パンサー6は、1977年にイギリスの小規模自動車メーカー
のパンサー・ウェストウインズで製造されました。1977
年ということで、明らかにティレル・P34に触発されたと
言えますね。
この2台を横に並べてみると、パンサー6が大きいのです
が、P34が1/64でパンサー6が1/67なので、実際にはもっ
と大きく見えることになります。
それもそのはずで、パンサー6にはツインターボ付きのキ
ャデラック製V8・8.2Lエンジンが搭載されており、それだ
けのスペースが必要だった訳ですね。
いわゆるモンスターマシンというやつで、最高速度は320
km/h以上出るのではないかと言われています。立証は
されていないそうですが・・・。そのためにも、ティレル
と競走させても面白いのかも知れません。
実際に製造されたのは2台だけというクルマなのですが、
そこに目を付けたトミカはスゴいと思います。そして、個
人的には衝撃のトミカとなりました。
メイン:京商 ティレル P34
:トミカF14 パンサー 6
背景:トイザらスPBミニカー(ウィリー製)
オースティン・FX4・ロンドンタクシー×ミニクーパー1300
:山田化学株式会社 ブリックロンドンバス ※セリアで入手