先日香川県に落語を聴きに行ってきました。

昨年も行ったのですが、露の新治寄席です。


今年も東かがわ市の人形劇場とらまる座で

行われました。改めて思うのですが、落語を

聴くにはちょうど良い空間です。


最近東京での活躍が目立つ新治師とさん喬師

(稲葉さん)が競演するという、結構贅沢な落語

会となっていて、因みに木戸銭は1500円です。


演目は以下の通りです。いつも通り簡単なコメント

も添えておきます。


林家染八 「牛ほめ」 (15分)

小染師の息子さんで、21歳とのこと。いわゆる「フラ」と

いうものが感じられる。今後どうなっていくのか。


露の新治 「看板のピン」 (23分)

新治師の語り口からすると若々しい感じがするが、最初

騙そうとする老人の演じ分けをキッチリと行う。



柳家さん喬 「幾代餅」 (38分)

NHKの「日本の話芸」版は時間を気にしていた様子

でしっくりこなかった感じだったが、ここでは全てが

プラスに転じたように思える。程よくホロっとし、程よく

笑わせてもらった。このあたりのネタが聴き心地が良い。


中入り


林家小染 「尻餅」 (30分)

笑わせることにおいてはこのメンバーでは一番で、

マクラでの「(東京オリンピックまで)6年5か月」に

なぜか笑いが巻き起こる。こういう人が脇に控えて

いると心強いわけで、この噺が面白くないはずがない。


柳家さん喬 「時そば」 (20分)

蕎麦を食べる仕草で反応が良いと見ると、しっかりと

時間を取って演じる。はずれ屋での蕎麦を食べながら

つぶやく軽めの口調が喬太郎師のと似ている。「いし」

を演ってほしい。無理か。



露の新治 「猿後家」 (25分)

小染師の「6年5か月」が何故か笑いのキーワードに

なったが、その逆で怒りのキーワードがあるというマクラ

から本題に入る。NGワードの「猿沢の池」を語っていく段

での口調の良さが合っている。



去年が3人で5席、今年が4人で6席で終演時間はほぼ

一緒で、新治師のトリネタが軽くなってしまったのは若干

残念な気がしますが、地方でこの取り合わせで落語が

聴けるのは大変ありがたいです。



スタッフの方で私を覚えてくれていた方がおられたので、

それもありがたいことで、来年も来たくなってしまいます。