今回は、ローマクラブを探求していきます

ローマクラブは、ビルダーバーグ会議や三極委員会に並ぶ組織である。
スイスのヴィンタートゥールに本部を置く民間のシンクタンク。

1972年発表の第1回報告書「成長の限界」は世界的に注目された。
ダボス会議の上部組織である。思想もダボス会議へ移植されている。

クラウス・シュワブ氏もローマクラブの思想をもとにしていること述べている。
ローマクラブ - Wikipedia


思想
「私たちが団結できる共通の敵を探す中で、公害、地球温暖化の脅威、水不足、飢饉などが当てはまるのではないかと考えた。これらの現象は、全体として、また相互作用として、共通の脅威であり、皆が一丸となって立ち向かわなければならないものである。しかし、これらの危険を敵とすると、すでに読者に警告したように、症状を原因と勘違いしてしまうという罠に陥ってしまう。これらの危険はすべて、自然のプロセスへの人間の介入によって引き起こされたものであり、それを克服することができるのは、態度や行動を変えることによってのみである。真の敵は人類それ自身である。」

創設者
フィアット、オリベッティでビジネスマンとして働いてきたアウレリオ・ペッチェイ(Aurelio Peccei)が、ローマクラブ創設者である。
そして名誉会員の池田大作氏がローマクラブに関わっている
池田大作先生の足跡と言う創価学会のページでも次の様に書かれいる
アウレリオ・ペッチェイ氏、池田会長、私たちの意見は一致しました。やりましょう。手遅れにならないうちに!とある


世界交友録 アウレリオ・ペッチェイ氏|池田大作先生の足跡|創価学会公式サイト (sokagakkai.jp)

上記の創価学会の公式サイトにもあります。

そして池田大作氏の人間革命を褒めている動画を見るとかなりの影響力があることがわかる

 

 


著名な会員には、ミハイル・ゴルバチフ、元ソビエト連邦共産党書記長、マーヤ・ゲーペル 、持続可能性研究者、ドイツ地球変動諮問評議会元事務局長などがいる

ローマクラブの草創期には、日本から大来佐武郎小林宏治大島恵一茅陽一が正会員として参画した。

大来佐武郎は、300人委員会メンバーでも知られている人物でもある。

日本人正会員
小宮山宏
三菱総合研究所理事長、プラチナ構想ネットワーク会長、第28代東京大学総長。


野中ともよ
NPO法人ガイア・イニシアチブ代表、元三洋電機会長、元ジャーナリスト・NHK/テレビ東京メインキャスター。中部大学客員教授。有名なのがワールドビジネスサテライトである。


 

林良嗣
ローマクラブ執行委員・日本支部長。中部大学卓越教授、前世界交通学会会長、名古屋大学名誉教授、清華大学招聘傑出教授。


 

黒田玲子 
中部大学特任教授。スウェーデン王立科学アカデミー会員、東京大学名誉教授、元国際科学会議(ICSU)副会長、元国連事務総長科学諮問委員。受精卵の形の違いによって遺伝子の働きが変化することを発見した。具体的には「巻き貝[4]の右巻きと左巻きが、受精後数時間以内の受精卵の形の違いで決まることを、受精卵を直接物理的にねじってみて発見し、2009年ネイチャーに発表した


沖大幹
国連大学上級副学長・国連事務次長補、東京大学教授・総長特別参与。

日本人名誉会員
池田大作
創価学会名誉会長。
松浦晃一郎 
国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)第8代事務局長、元フランス特命全権大使、中部大学客員教授。
茅 陽一
地球環境産業技術研究機構理事長、IPCC日本代表、東京大学名誉教授
緒方貞子
元国連難民高等弁務官、元国際協力機構(JICA)理事長、曽祖父は曽祖父は五・一五事件で首相在職中に暗殺された犬養毅


ローマクラブ日本支部は、2019年3月に本部より正式にその創設の認可を受けた。支部長は、林良嗣。事務局は、中部大学 持続発展・スマートシティ国際研究センターに設置された。

会員を見ると林・良嗣やマーヤ・ゲーペルなどの気候変動やスマートシティ関連の人物が入っているのでローマクラブが進めている成長の限界や気候変動は、社会変革の理由付けであり、社会変革の先にあるのは、スマートシティであり、管理社会という物だと思われます。