全23話の前半10話までのまとめ、感想、ネタバレです。
首を長くして待ちに待った新シーズン、やっと見ました


レンタルだとどうしても新作にありつくのが遅くなってしまいます。
ネットにあふれるネタバレをシャットアウトし、何も知らないまっさらな状態で見たので、あまりの衝撃な展開の数々に驚いたり泣いたり笑ったりでした。




シーズンごとに面白さが増しています

早くもシーズン4が待ち遠しいです

では、まず登場人物です。

表向きはFBIの指名手配犯だが、実は独自の極悪犯罪者情報「ブラックリスト」を提供するFBIの協力者。
レッドの情報によりFBI特別捜査チームは次々に極悪犯を捕まえる。

レッドに指名されレッドとの連絡窓口になる。
継父に育てられ実の両親や幼少期の記憶がほとんどない。
なぜかレッドはリズの過去や両親を知っているが教えない。
レッドとの関係が最大の謎でこのドラマの鍵。

教師のふりをした潜入工作員。
最初はリズの見守り役としてレッドに雇われ、二人は気が合い結婚。
その後レッドからクビにされるがレッドの敵側に寝返り任務続行。
正体がバレて離婚するがリズへの愛は変わらない。
前シーズンの最後を簡単にまとめると、
世界的犯罪者レッドには敵が多く、中でも世界的犯罪組織「結社」は彼を潰したいと以前から狙っていた。
結社の一員CIA国家機密局の局長がレッドを襲撃するが、リズは結社の極秘情報をたてに彼を守る。
局長は仕返しにリズを罠にはめ殺人犯に仕立て上げる。
リズは潔白を証明しようと司法長官に銃を向け迫るが、
自分だけでなくチーム全員を陥れる筋書きが出来ていることを知り、思わず引き金を引いてしまう。


リズは逃亡し殺人犯としてFBIから追われる身となってしまう。
逃亡犯となったリズの運命はどうなるのでしょうか

以下、ネタバレ



まず逃亡犯リズとFBI特別捜査チームの関係。








では、レッドとリズの逃亡劇の一部始終です。
1.
FBIは街中に包囲網を張り巡らしリズを追います。
レッドは用意させた潜伏場所で身を潜めようとしますが見つかり、
トロールファーマーと呼ばれる情報屋にSNSで偽情報をばらまかせ、
捜査を撹乱しますが見つかってしまいます。レスラー冴えてます!
レッドは役立たずのトロールファーマーを次の「ブラックリスト」としてレスラーに売り、代わりに、リズが逮捕されたら、リズは罠にはめられたという事を信じるよう約束させます。
この時点でレスラーはリズの潔白については半信半疑でした。
2.
追い詰められたリズはFBIが手を出せないロシア大使館に逃げ込み、一時的にかくまってもらいます。リズの母親はロシアの工作員だったとレッドから聞いたため、自分もロシアの工作員だと主張しました。
ロシア大使館もバカではないのでリズの嘘には気付きますが、
伝説のロシアスパイの娘とあれば一応ちゃんと対応します。
しかしロシア大使館の中にも結社の一員がいて、
リズをモスクワへ移動させるように仕向け移動中に殺そうとします。
レッドから連絡を受けたレスラーは体を張ってリズの車に衝突しモスクワ行きを阻止して命を助けました!レスラー、グッジョブ!
リズは逃走しレストランでレッドと落ち合い、レッドは計画的に人質事件をおこし刑務所にいた敏腕弁護士マーヴィンを釈放させます。
リズの潔白を証明するために重要なブレーンである彼に計画を練ってもらうためです。
3.
アメリカ最大の穀物会社ヴァーディアント産業が襲撃されました。
逃亡先スペインに向かっていたレッドとリズは引き返しアイオワ州へ来ます。この会社は結社の資金洗浄をしているため、襲撃犯からヴァーディアントのデータを横取りし、会社を牛耳り結社の資金を枯渇させるのが狙いです。
しかしレッドが襲撃犯に近付くと問題はそう単純なものではありませんでした。結社の一員でもあるヴァーディアントの幹部スーザンが仕組んだ自作自演だったのです。
敵を雇い自分の会社の穀物を壊滅させ全米をパニックに陥れ、その後満を持して新種の穀物を高値で売り出すというあざとい計画でした。
レッドは計画の極秘資料をFBIに渡しスーザンを逮捕させました。
もちろん会社は弱体化し結社は資金面で打撃を受けました。
4.
レッドはジンと呼ばれる女性を探すためアラムを頼ります。
ジンは人の欲望を叶える事を生業とし顧客には結社のメンバーもいます。レッドは結社を潰すためにジンの顧客リストが欲しいのです。
アラムの協力でリズはジンと接触し仕掛けた追跡チップから自宅を発見します。自宅にいた女性はリズが接触した相手ですがレッドは偽物と見抜きます。本物の居場所を聞き出し向かうとジンは父親を拘束し拷問しているところでした。
一方アラムから報告を受けFBIチームもジンの自宅へ急行し包囲します。逃げられないジンは顧客リストを渡し、レッドは必要なページだけ切り取りヘリで逃亡します。
突入したFBIはジンを逮捕し、レスラーはレッドが投げ捨てた顧客リストを拾います。顧客リストでこれまでの猟奇的な未解決事件の数々が解決できました。
5.
指名手配され殺人容疑で追われるリズを何者かが闇の殺人懸賞サイトに登録しました。リズは賞金目当てに腕利きの殺人鬼たちから狙われてしまいます。命からがら逃げつつFBIに協力を頼みサイトを閉鎖しようとするが出来ません。
リズを守るためには死んだ事にするしかないとリズの血まみれ写真をマスコミにばらまきます。賞金の動きから登録者を突き止めるとCIA爆破事件で死んだ女性の娘でした。
リズは少女に、犯人は自分ではない、必ず真犯人を見つけるからと約束しました。
一方、結社の一員で大統領付き国家安全保障アドバイザーのヒッチンがFBIとCIAは情報を共有すべきと言い局長をFBIに送り込みます。
特別捜査チームの行動は局長に筒抜けになってしまいました。
大ピンチです!
6.
局長の右腕ハラミが謎の連続誘拐犯に誘拐されました。
レッドは局長を陥れるためにはハラミが必要だからとFBIに誘拐事件の捜査を頼みます。
誘拐されるのは各分野で最高峰の科学者を男女1組ずつ。
アラムが次のターゲットを突き止めレスラーは誘拐を未然に防ぎ実行犯を拘束します。局長の尋問で黒幕を吐かせると人体の冷凍保管会社を経営するクランドル卿でした。誘拐した科学者たちは彼が常駐する自家用機の中で冷凍されている様です。
報告を受けたレッドはFBIより先にクランドル卿と連絡を取り彼の自家用機に乗り込みます。ハルミの遺体から親指を切り取り建築させていた隠し通路から銀行の貸し金庫に侵入します。
ハルミの親指で金庫を開け局長が隠し持っていた逃走手段と資金を奪うのでした。
7.
リズを救う計画の中でレッドはイランのテロリストの身柄が必要でした。
そんな時にイスラエルのミサイル防空システムに技術提供するラザラム社の社員が誘拐されます。犯人はレッドが探すテロリスト、ザル・ビン・ハッサン率いる集団です。
レッドはモサドのエージェントでもあるナヴァービに協力を頼みます。彼女自身もモサドの作戦中ハッサンに重症を負わされ、また恋人と弟を亡くしています。
犯行声明の動画から場所をつきとめ突入し人質を救出しましたが、ハッサンには逃げられます。しかしそこの人質の中にナヴァービの死んだはずの弟がいたのです。
驚きながら再会に喜びますが、実は弟こそ世界を震撼させるテロリスト、ハッサンでした。レッドに弟がハッサンだったと報告する最中、爆破がおきナヴァービは弟に人質として捕らえられます。
しかし逃亡の途中でレッドに捕まり、ナヴァービは弟をかばうことなくレッドに引き渡します。
レッドはリズの件で協力を求めたある人物に贈り物としてハッサンの身柄を渡すのでした。
8.
高速で給油中にリズはトイレへ行き戻るとレッドが車ごと消えていました。レッドはハイウェイギャングに拉致され森の中で拘束されていました。ハイウェイギャングは金持ちそうな男を拉致し金品を奪った後、捨てるのです。
困ったリズはナヴァービに電話し、レッドの携帯番号から居場所を調べてもらい、手がかりを見つけレッドの後を追います。
たまたまナヴァービはレスラーの家に泊まっていたのでレスラーのPCで調べました。リズを追う身でありながら逃亡を助けた訳で、レスラーにバレないよう履歴を消しますがバレてしまい、レスラーは怒ってナヴァービをクビにします。
レスラーは自分のPCの履歴から地元警察と共にリズを追います。
デンべはレッドが発注したとある救援物資を受け取る用事を済ませ、リズと共にギャングを追い森の中に来ます。
ギャングにレッドを解放させ代わりに救援物資を渡したところで警察とFBIが来て捕まります。
リズの逃亡がついに終わりました。
9.
レスラーはこれまでレッドからの情報で極悪犯を捕まえ事件を解決してきましたが、これらがリズを守るため結社を追い詰めようとしている事だと気付きます。
大統領諮問委員会では公平な立場で意見をしましたが事態はなぜかリズに不利な方へと動き、徐々に政府の上層部にまで及ぶ結社の闇にリズがはめられた事に気付いていきます。
CIA国家機密局の局長は結社の一員でリズをはめた超本人であり、リズを消そうとしている事にも気付きます。
信頼していた司法省のライトはリズの安全と公正な裁判のために尽力しましたが姿を消しました。
レスラーはリズを捕まえた以上は自分が守ると約束します。
一方クーパーはトムに接触し、リズが容疑をかけられているCIA爆破と議員暗殺の真犯人であるロシアの暗殺者カラクルトを見つけようと二人で手を組みます。
クーパーの集めた情報でトムはロシアの闇組織に接触し数々の身の危険をおかしながらもカラクルトの拘束に成功します。
レッドの計画の中でカラクルトを有効に使うためクーパーと共にかくまいますが、結社は彼を奪還しようとあらゆる手段で攻撃してきます。
FBIで防弾ガラスの留置所に入れられたリズは3時間後に連邦裁判所へ移送され証言します。
証言される前にリズを殺したい局長は自分の権限でリズをガラスから出そうとしますがアラムが扉が開かないよう死守します。
上層部の権力者からの命令にレスラーはどうする事もできず、頼りだった司法省のライトはいなくなり、わらにもすがる思いで大統領付き安全保障アドバイザーのヒッチンに局長の横暴を止めさせるよう頼みます。
しかしヒッチンは結社の一員で局長と共にリズを消そうとしているので状況は変わりません。
しかも会話の中でレスラーはヒッチンがライトを殺した事、ヒッチンも結社の一員だった事に気付きます。
彼女にカラクルトの潜伏先をバラすと言うミスを犯し、急いでクーパーとトムの元へ駆けつけます。結社の殺し屋はすでに潜伏先の別荘に向かっており、レスラーの到着後すぐに攻撃が始まります。
別荘は周囲から銃撃され蜂の巣状態ですが、うまく敵をだましトムとレスラーとカラクルトは3人で生き延びます。
逃げようと出た時、隠れていた殺し屋ソロモンに銃を突きつけられますが、外出していたクーパーが戻りソロモンを倒しみな助かります。
アラムは局長に逆らいリズをガラスから出さないよう懸命に守ります。
局長はガラスの中に窒素を入れリズを窒息させようとし、リズは酸欠で倒れ気を失い、これ以上は無理だとアラムは泣きながらガラスを開けリズの命を救います。
意識を戻したリズを連行する局長にアラムは銃を向け抵抗し、リズはアラムに銃を下ろすよう説得します。
そうこうする内に予定の3時間が過ぎ、大統領法律顧問パナベイカーが迎えに来ます。
局長の移送を却下し、ライトが生前に手続きした安全な移送手段に従い、レスラーに同伴させリズを移送します。
移送中レスラーはリズに、結社にはめられた事を信じると告げました。
レッドはFBIをクビになったナヴァービに協力を求め計画を進めます。
まずハイウェイギャングとの事件の際に警察に押収された救援物資を取り戻さねばなりません。レッドは自分の倉庫のコカインを使い事件現場を捏造し、警察に扮したナヴァービが証拠品押収車を呼び出し、こっそり救援物資を奪います。
レッドはハッサンの身柄を贈った代わりにベネズエラ外務大臣との面会をこぎつけ、救援物資を渡して結社を潰す計画の協力を頼みます。
救援物資は100ドル紙幣の原版で、これがあれば好きなだけ紙幣を印刷できる代物でした。
レッドは夜アラムを墓地に呼び出し、大きな掘られた墓穴の前でアラムにお礼を言います。
これまでたくさんの愛する人の墓の前に立ってきた、今日また愛する人を失うところだった、この恩は一生忘れない、と伝えるのでした。
10.
リズは連邦裁判所の留置所に入りレスラーは一晩中付き添います。
局長とヒッチンは殺し屋を雇い、翌日法廷へ移動する際に廊下で始末する計画をたてます。
レッドは局長を誘拐する計画をみなの協力の元で成功させます。
局長が目を覚ますと、ベネズエラ外務大臣とレッドと共に自家用機で上空にいました。
レッドは数時間後にハーグの国際裁判所で局長を起訴すると告げます。これまでCIAが世界中で行ってきた数々の違法行為をベネズエラが訴えると言うのです。局長はあざ笑い相手にしませんが、レッドはヒッチンに電話し状況を説明します。
その頃レスラーは知人の記者に新たな展開があるから大々的に報道してくれと伝えます。たくさんのカメラの前でトムからカラクルトを受け取り真犯人を逮捕したと発表します。
TVでカラクルト逮捕の映像が流れる中、レッドは世界の注目を浴びて裁判が始まればアメリカは相当かっこ悪いだろうと言い、ヒッチンもそれは困ると取引に応じます。
リズの無実を証明すれば裁判はしない、ただしリズの身に何か起きたら取引は無しだと告げると、ヒッチンはあわてて雇った暗殺者に電話しますが、つながりません。
レスラーに電話し、廊下が危険だから留置所に戻るように伝える最中、発砲騒ぎが起きます。ギリギリのところでリズは命を救われました。
その後待ち構えていた敏腕弁護士マーヴィンがヒッチンのオフィスに来て交渉が始まります。CIA爆破と議員殺害は無実、司法長官殺害は執行猶予付きの有罪という契約になりました。レッドは全面無実を求めたが、マーヴィンにもそこまでは無理だと説得され了承します。
実際にリズはクーパーの制止を聞かず丸腰の司法長官を聴衆の前で撃ったのですから。
リズは有罪を認めれば職を失うと躊躇しますが、
レッドは全ての希望は叶わなかったがこれで安全に自由になれるのだからと説得し、レスラーも捜査官のバッジは失っても人的資源としてチームで仕事は続けられるからと説得します。
リズは納得してマーヴィンの書類にサインします。
こうしてリズの長い逃亡生活は終わりました。
大統領付きのヒッチンは正式な声明で、
結社と呼ばれる犯罪組織が存在しロシアとの冷戦を起こそうと画策した事、結社がリズを陥れて犯罪行為を行った事、司法長官も結社の一員だった事を発表しました。
さらにCIA国家機密局の局長も結社の一員で、既に国外へ逃亡したようだと発表しました。
ヒッチンに見捨てられた局長はレッドにより上空から落とされました。
ここまででかなりお腹いっぱいな内容ですが、
中編へ続きます
