初のデバイス外来 | withサルコイドーシス

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どこぞのサーカスやフィギュアスケート技のような名の病気「心サルコイドーシス」と診断されS-ICDを植え込んで暮らす30代男の闘病記録

S-ICDを入れて早いもので1ヶ月が経過。

手術後の傷口は2週間を経過したあたりから痛むこともなく、見た目も3週目後半くにはほとんど縫い目がくっついたように見えます。

お風呂では傷口部分を泡で優しく洗うようにと指示されています。強くごしごしするなと。もともと身体を洗う際にタオルは使わず手で洗うようにしていたので特に影響はありません。

 

初めてのデバイス外来

退院と同時に渡された遠隔モニタリングシステムにより日々のデータは病院や機器メーカーへと送られている。

基本的には操作不要で、夜中に勝手に体内のS-ICDからデータを吸い上げて3G回線で送ってくれているらしい。いつの時代からこのようなシステムがあるのか存じませんがこうしてオンラインで定期的な情報共有ができるのは安心感につながります。

そんな便利機能があったとしても半年に一度くらいを目安に病院に出向き、機器設定や遠隔では得られないデータ・状態を見てもらう…というのがデバイス(ペースメーカー)外来というものだそうだ。

 

初回でしたが診てもらったところ特に問題なしとのことでした。

S-ICD動作順調。データ異常なし。バッテリー100%。遠隔モニタリングシステムとの通信も良好。

時間にして15分もかからずして終了しました。次のデバイス外来は2月。といってもそれまでの間も循環器内科の受診で月1~2回は通うことになるので何かあったら気軽に質問もできそうでホッとしています。

 

ありがとうクッション

傷口以外の部分も痛みはだいぶおさまっている。日常生活ではほとんど何も感じません。

ただ左を向いて寝ると違和感がある。S-ICDを入れている部分の感覚が鈍いというか……例えると、足などが痺れたあとにその部分を手で触ると、触られているのかよくわからない感覚ありませんか?実際に触っている個所と違う場所が触られているような感覚といいますが……それによく似ています。

 

寝転がる時は左脇に柔らかいクッションを挟んでいるとすごく楽になります。

いろいろ試したのですが低反発クッションは硬くてNG。ビーズクッションは埋込部にかかる負荷をうまく分散してくれてよい!でもお値段が高いのです。

結果100円ショップで売っているような柔らかい綿が少量入ったクッションが私にはピッタリで最高でした。こんな薄くて効果あるのか!?と思ったのですが試してみると柔らかさが程よい。綿が詰まりすぎているときっとまた硬く感じて痛むので、ネットで買うんじゃなくて店頭で試すのが一番。

 

S-ICDを入れて今までの生活と大きく変わったなと思うことはないけれど、ちょっとした変化はあるので気づいたときにこうしたグッズ等で快適生活を送っていけるといいな。