公園に辿り着けない | withサルコイドーシス

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どこぞのサーカスやフィギュアスケート技のような名の病気「心サルコイドーシス」と診断されS-ICDを植え込んで暮らす30代男の闘病記録

そもそも心臓肥大ってなんなんだ…

 

気になって調べてみると、心臓が血液循環を維持するために頑張るんだけど、ポンプ機能が弱って頑張れば頑張るほどに負担増。それでもまだ心臓が血を送ろうと頑張ろうとして負のスパイラルに陥り、気が付けば心臓の筋肉が伸びて心筋が厚くなってしまう。

 

…ということらしい。

正確な表現ではないと思うけど私はそう理解しました。

心臓が本来の力を発揮できない。

それが息切れや動悸、めまいなどの症状に繋がっていくのだそうだ。

 

 

大きくなっているということは過去のレントゲン写真と比べればどれほど大きくなっているのかわかるはず!と思い過去の健康診断時の画像データを取り寄せ、画像を重ねて比較してみた。

 

…確かに大きい。赤の破線が過去のサイズ。ピンクにはみ出している部分が今のサイズ。

こんなに違うのか!!というのが正直な感想。

 

 

最初に息切れの自覚症状を感じてからはその頻度が徐々に増えていった。

 

家から徒歩10分圏内に公園が3つある。

日替わりでその中から公園を選んで歩いて子供を連れていくことが多い。

距離にして1kmもないけれど、日が経つにつれ向かっている途中にベンチで休まないと辿り着けなくなった。

 

最終的には200m歩いただけで、まるでマラソン大会を終えたような疲れ。平地なのに。

みぞおちの辺りが苦しい。そんな状態では公園なんてたどり着くことすら無理。

子供に謝って家まで引き返すしかない。引き返す距離すら辛い。

会社でも駐車場から仕事場までの道のりを100m歩くごとに立ち止まって休憩が必要なくらい苦しくなってきた。

 

そんな状態ではあったものの少し休めば回復するし、病院で心臓を保護する薬をもらって飲み始めたばかりということもあり今まで通りの生活を継続しました。

 

 

突然死リスクがある=いつ倒れてもおかしくない

 

家族で相談した結果、Apple Watchを購入することに。

もし家の中で一人のときに倒れても誰も気づけない。でもApple Watchを常時身に着けていれば転倒検知でいざというときに自動で緊急連絡がされる!

急な5万円超えの出費だけどほんの少しでも助かる可能性や安心感が出に入るならばと即購入。

 

入浴時以外は睡眠時を含めて常時Apple Watchを身に着ける生活のスタート。