小松菜とツナは妻の大好物だ。

なので、うちの定番料理です。

いつもの様に調理にかかっていると妻がツナの量を増やして欲しいとリクエスト…

もうほぼほぼ出来上がっているよ。ツナ缶はもう無いし…

発想を変えて小松菜の茎の部分を取り出し小松菜の量を減らした。そしたら必然的にツナの割合が多くなる。妻も大満足。





急遽余った茎の部分でスープを作る。ウェイパァーで味付けし玉子スープにした。


出来上がった小松菜とツナの炒め物。

何かチビが静かだなぁと思ったら、勝手に持っていってフォークでほとんど食べてた。

だって美味しいんだもん。と言い訳されたら許しちゃう僕…

何とか明日の妻の弁当の分は取り分けていたのでよひと安心。

チビは夢中になって食べていたようだ。


夢中になるで思い出した事がある。

巡回監督訪問で食事招待していた時、監督の妻がベテルでの生活について夢中になって話していた事だ。

定期的に巡回監督は支部からの要請で、監督の研修的な集まりがあり、夫婦共にベテルである程度の期間を過ごすようだ。

その期間に妻はというとベテルでハウスキーパーの奉仕を割り当てられる。

それで監督の妻は張り切って割り当てられた部屋を掃除したそうだ。

そして予定よりも早くにノルマを終わらせ担当のベテルの兄弟に報告すると…

更に別の部屋を掃除するよう指示され愕然とし疲れたそうだ。

だったら時間内にダラダラと時間調整しながらやれば良かった的な愚痴をこぼしてた。まだまだいい足りない感じ…

たぶんベテルの妻たちはそうしているのだろうなぁ…


もっと話したい妻、ベテルは自分には合わないと話し出しヒートアップ!

僕は面白くてもっと聞きたかったのだが…

焦った顔で監督はそれ以上言うなと妻を必死に制止していた。


当時の僕はベテルは社会主義国と同じような雰囲気なのではと思った。

どれだけ頑張って働いても給料は同じなら仕事への向上心は下がるよね。

常に周りから監視されてるし、自由が制限されてるし、組織のロボットになりそう…


監督の妻の発言から当時の僕はそんなことを考えていた。