仕事終わりにスーパーに寄り、半額の春アサリをゲットした。

子供たちが大好きなアサリをシンプルに酒蒸しにした。



キレイにパカッと殻が開くと大きく笑っているようでハッピーになれる。

食べていくと殻が閉じたままの死んでいたと思われるアサリもあった。


死んでるアサリは開かず殻が閉じたままだ。


思い出したことがあった…

僕が20代の時の話しだけど、巡回大会のお昼の休憩時間に多くの出席者がペラペラとアサリの殻が開いたようにお喋りや交友を楽しんでいる中…

独りで座席に鎮座していた巡回監督の妻がいた。旦那の監督はステージ裏の控え室にいるのだろう…

ポッんと独りで聖書読んでる…

それも無気力無表情で…(そう見えた)

近づきにくい空気だしてる(様に見えた)、だからか巡回監督の妻なのに誰も声かけない…


今思えば、まるで死んだアサリのようだ…

しっかりと殻に閉じ籠っている。そして精神的に死んでる(様に見えた)。


この巡回監督の妻…独身だった巡回監督のお眼鏡にかなったようで、結婚を申し込まれ断る理由も無かったので結婚したという経緯があったようだ。ほとんどお付き合いの期間が無かった…


いつも暗い印象で笑顔をまぁ見たことがない。クールな人なのかと思っていたが、大会の休憩時間に独り聖書読んでるってヤバいてしょ。

ここは霊的なパラダイスなんでしょ。交友を楽しみなよ。巡回監督の妻なら霊的なパラダイスに自分から貢献しなよ。

なんて当時の僕は思っていた(他人に厳しかったね)。

夫婦でいる時も旦那の監督は結婚してウキウキして舞い上がってる感じだ、美女と野獣と言われて浮かれていた…妻は無。って感じ…


巡回監督という霊的な特権階級の妻に憧れてたのかなぁ。その憧れや霊的な特権、あと周りの圧力もあって結婚しちゃったのかなぁ…

なんて当時は何だか可哀想に思ってもいたなぁ。


でも、JWの結婚ってこうゆパターンあったよね。

霊的な特権に惑わされ結婚相手の本質とかを見定められなくて、結婚し失敗する。

今はどうしているのか?なんて…


春アサリの酒蒸しからそんなことを考えてしまいました。