朝晩、だいぶ涼しく過ごしやすくなって来ました。

今年の夏も、暑かったですね晴れ

クーラーのありがたさが身に沁みます。

 

天気予報で、10年前は珍しかった

「真赤な太陽メラメラ太陽」も、だいぶ見慣れてきました。

 

 

 

 

私が小学生の頃、

夜は風が涼しくて、あまりクーラーは使いませんでした。

今は、夏の間はクーラーなしでは眠れない地域が

多いのではないでしょうか。

 

 

 

夏になると、節電が呼びかけられていたこともありました。

 

 

最近は電気料金が高くなって、

呼びかけなくても、節電の努力をされる方が

多いのかもしれません。

 

 

一方、クーラーを使う時間が長くなることや

外との気温差を考えると、

夏場の電力供給はこの先大丈夫なんだろうか・・・・・・

 

 

 

などと思っていたら、思い出しましたひらめき電球

 

 

 

少し前に、「日本科学未来館 (Miraikan) (jst.go.jp)」で教えてもらった、

 

日本でどのくらいの再生エネルギーが作れるか、というお話です。

 

 

どのくらい作れると思われますか??デレデレ

 



 

再生可能エネルギーは、文字通り

「再生可能なものを原料にして作られたエネルギー」のことです。

石油や石炭ではなく、

風や太陽光など、自然にあるものを活用して発電するので、

発電での温室効果ガスの排出を少なくすることができます。

 

 

 

 

太陽光発電のパネルや風力発電の風車を見ることがありますが、

ほかにも、水力発電やバイオマス発電などがあります。

 

 

 

温室効果ガスの排出が少ない発電としては、

原子力発電も挙げられますが、

原料が「再生可能」ではないため、ここには含まれません。

 

 

 

今、日本の温室効果ガスのほとんどは、

エネルギー利用で排出されているそうです。

そしてそのエネルギー利用の中では、電力分が約半分を占めています。

 

 

日本の温室効果ガス排出量の推移

資源エネルギー庁様サイトよりお借りしています。
(出典:総合エネルギー統計、日本の温室効果ガス排出量の算定結果(環境省)を基に作成)

 

 

 

この溶けそうな夏の気温や、大雨・台風をこれ以上ひどくしないためには、

発電方法を、温室効果ガスの発生が少ないものに切り替えていくことが

必要だと言われています。

 

 

 

でも、日本の狭い土地で、太陽光でどれだけ発電できるの?

太陽光や風なんて、天気次第でアテにならないのでは?

なんて気もしていたのですが、

 

 

先ほどの「科学未来館」では、

 

「日本では、今の国内の電力需要を上回る量の再生エネルギーを

 作ることができる」と教えてもらったのでした。

 

 

 

えーーー!?

 

そうなんですか??ポーン

 

よかった!!

 

 

 

詳しくお伺いしてみると、

たしかに太陽光や風力だけでは足りないのですが、

「地熱発電」のポテンシャルがとっても高いそうなのです。

 

 

地熱ね ニヤニヤ

確かに、温泉地に行くと、地面から煙がたっていたりします。

火山帯にある日本ならではだそうです富士山

 

 

 

 

供給のポテンシャルがあるからといって

全てを再生可能エネルギーに切り換えるには

新しい設備が必要だし、色んなコストもかかるでしょうし、

簡単ではないとは思います。

 

 

でももし、あらゆる電力が全て再生可能エネルギーになったら、

それをやり遂げることができるとしたら、

それは、温室効果ガスの排出を抑えることだけでなく、

人類の文明と文化の進化であるように思います。

 

 

自分が生きている間は、

再生可能エネルギーでも石油由来のエネルギーでも、

おそらくそれほど困らないけれど、

 

地球環境を悪くする暮らし方はしたくない、

未来の世代に豊かな暮らしを引き継ぎたい、

などなど、いろんな思いから

 

「再生可能エネルギーに切り替えていく」

という意思を持つこと。

 

 

 

自分1人が再生可能エネルギーに変えても、

焼石に水のように感じますが、

この小さな選択をどれだけ起こしていけるかどうかが、

2030年までに大切なことなのだろうなあと感じます。

 

 

 

モノは揃っているので、あとは、選ぶだけ。

 

 

 

私たちの選択に、

10年後の夏の暑さがかかっているのかもしれません〜晴れ

 

 

再生可能エネルギーのお話を伺ったのは、

日本科学未来館 (Miraikan) (jst.go.jp) 5階常設展の

地球環境とわたし | 日本科学未来館 (Miraikan) (jst.go.jp)」です。

 

ほかにも、地球のこと、未来のこと、科学のこと、

わくわくする展示がたくさんありました。

ご興味ありましたらぜひ、いらしてください音譜