スーパーの店頭で、牛乳パックや

発泡トレーを回収する箱を見かけます。

 

何もしなければ、家庭ゴミになるものを、

店頭で回収して、有効に利用する取組みで、

私も、よく利用させてもらっていますウインク

そのお店で買ったものでなくても

該当素材であれば、回収してくれます♪

 

 

以前から、多くのスーパーさんで見る取組みですが、

回収された後どうなっているのか、気になりませんか??

 

 

私はとっても気になっていたのですがデレデレ

ラッキーなことに、このたび

ヤオコー様のリサイクル工場を

見学させて頂く機会がありました音譜

 

 

ヤオコー様は、埼玉を中心に

関東全体に店舗を展開される食品スーパー様で、

生鮮品コーナーでのご提案や美味しいお惣菜が人気ですラブラブ

普段のお買い物で利用されている方も

たくさんいらっしゃると思います。

 

 

そんな人気店のヤオコー様ですが、

プラスチック使用量の削減と、

使用済みプラスチックの回収にも

積極的に取り組まれていますキラキラ

 

 

今年秋には、独自のリサイクルセンターを設立されました。

このような設備を持っているスーパー様は、

まだ少ないと思います。

今回、この施設を見学させて頂きましたビックリマーク

 

 

お店で回収された食品トレーやペットボトル、

魚箱(お店に商品や食材を納品するための発泡箱)、缶が

ここに集められ、専用の機械で処理されています。

 

 

といっても、ここで新しい何かに生まれ変わるのではなく、

スムーズにリサイクルできるように、

分別したり、圧縮して小さく固める処理を行なっています。

 

 

 

魚箱はだいたい白いので、

一度細かくしてからぎゅっと固めて長細い板状にします。

左側に袋に入っているのが、回収された状態、

右側に積んであるのが、後ろの機械を通って板になったものです。

 



持ってみると、ずっしりと重いです。

2つは同時に持てない、と思いました。

 

 

 

食品トレーと色付きの魚箱も、同様に

別の機械で一緒に細かくして、板状にします。

 

 


 

 

これらは、それぞれリサイクラーさんに引き取られ、

緩衝材など新しいものに生まれ変わります。

 

 


 

いずれも、粉砕機に入れる前には、

目視と手作業で異物を取り除きます。

きちんと分別されていることは、とても大切ですね。

 

 

食品トレーの粉砕機から取り出された容器たちです。

投入前には分別しますが、100%取り除くことは難しく、

係りの方が定期的に、機械から取り除いてあげていました。

 

 


アルミ缶とスチール缶は、同じく手作業で遺物を除いた後、

一緒に機械に投入して、機械の中で磁石を使って分別し、

それぞれぎゅっと固められて出てきます。

 

 



左側に積まれているのは、

ペットボトルを固めたものです。

ペットボトルと缶は粉砕せず固められます。


中央の青色が缶の機械で、

右側には、アルミ缶とスチール缶が

それぞれ固められて積み上がっています。




こんなふうに、素材に合わせて加工されている様子を拝見して、

数年後はこれが当たり前になるかもしれないな、と思いました。

 

 

ヤオコー様の競合相手となる他の食品スーパー様も、

次々と見学にいらしているそうですキラキラ

業界全体で、このような取組が活発化するといいなと思いますし、

私も一生活者として応援していきたいと思います音譜

 

 

 

回収してリサイクルできる素材は、まだ一部ですが、

今リサイクルできていない素材も、

回収して有効利用するための技術がさまざま研究されていますアップ

 

 

……もしかしたら10年後は、

 

プラスチックは何度も使うのが当たり前、

プラスチック製品にはリサイクル素材が入っているのが当たり前、

 

になっているのかもしれません〜真顔音譜