具体的な言葉になるほど固まっていない。むしろ言葉にして固めてしまうのをまだ躊躇っている。恋愛についてはいつもそうだけれど、またもう一件、自分の人生に関わる案件が舞い込んできた。
自分の感覚と理性の混じり合ったカオスの判断力の海に情報と選択肢を投げ込む。なんだかもやっとして言葉にならないままぐるぐる回って、混ぜるタイプのお菓子のようにやがて固まって抽出されたものがここに文章として表れ、僕の口から語られる。

まだ好きって言えてないあの子のことも、来年の僕がどこにいるのかさえも、全部、ぐるぐる、ぐるぐる。


終わり。